バッハ:ゴルトベルク変奏曲 リヒター(cemb) /東京L (TDK-OC003)
曲目・演奏者
●バッハ:
ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
■カール・リヒター(cemb)
ディスク・データ
CD// 国内レーベル盤 {ADD} TDK*TDK-0C003
発売:01年/オープン価格/録音:1979年LIVE/収録時間:79分
△ライナーノート:岡崎増雄, 中野振一郎, 山崎浩太郎 他
コンディション
◇ディスク:B+/ スリキズ一部にあり(強め*動作確認済)
◇ブックレット:A-/ ジャケ面に軽シワ, 軽い小キズ少しあり
◇プラケース:B+〜B ◇オビ:B+/ 上下辺付近にシワあり(強め含む)
録音データ・その他
☆1979. 2. 19 東京・上野学園石橋メモリアルホールにおけるライヴ録音。(EP) 松本謙明, 天沼澄夫。
−リヒターが最後に来日した際のライヴ録音。FM東京のTDKオリジナル・コンサートのために収録されたものからの初CD化でした。リヒターは1958年 TELDEC、1970年 ARCHIV に当曲を録音していました。
−いや〜、これほど驚かされるゴルトベルクは他にないのではないでしょうか。ノイペルト製バッハ・モデル、つまりモダン・チェンバロの重厚, 華麗な響き、また本来はオルガン奏者であるリヒターらしいレジスターによる音の変化の演出。貴族的な優美さではなく、まるで農民のように(?) 逞しくガッシリしたもので、そのパワフルなフォルテときたら。そして何かに憑かれたような第29、30変奏のド迫力。怒涛のクライマックスの後 不器用な、農民的な(?) 慰めに満ちたアリアで締めくくられます。−それだけなら素晴らしい名演奏なのですが、信じられないほどのミスの多さ…。間違ってごまかして戻る部分もあり、第1変奏から間違い、第3変奏も間違っています。体調が悪かったとも言われたらしいですが、ライヴならでは, モダン・チェンバロならではのド迫力は捨てがたい魅力。音の鮮明さも素晴らしい。2012年 シングルレイヤーSACDで再発されたのですから、代えがたい価値を見出す人が少なくないということでしょう。チェンバロ奏者 中野振一郎氏の話 (対談)、評論家 山崎浩太郎氏の評も興味深いものです。
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