ベートーヴェン：交響曲第3番 他　Sイッセルシュテット＝ウィーンpo （230E51084）

曲目・演奏者

●ベートーヴェン：
[1] 交響曲第3番 Op.55 (エロイカ)
[2]「レオノーレ」序曲第3番 Op.72a

■ハンス・シュミット- イッセルシュテット指揮 ウィーンpo

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} K−ロンドン＊230E 51084
　発売：89年／定価：2300円／録音：[1]1965, [2]69年／収録時間：64分
△ニュー・ベリー・ベスト・クラシックス・シリーズ　△ライナーノート：宇野功芳
△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：B+/ ツメ咬み痕あり(強め含む) / ジャケ面にシワ少しあり(強め) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：A-〜B+　◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
◇オビ：B/ シワ・波うちあり(裏面のノリの影響含む)

録音データ・その他

☆[1]1965. 11，[2]1969. 6 以上ウィーンにおける録音。(P) [1]E. スミス，[2]C. レーバーン、(E) [1]J. ロック，[2]G. バリー。
−[1]は1965〜69年で完成させた同コンビによるベートーヴェン交響曲全曲録音の第1作でした。S- イッセルシュテットの素朴な指揮に、当時のウィーン・フィルのローカルな味わい。小味で優雅、甘くておっとりとした演奏です。第3楽章トリオのホルン三重奏をはじめとして、あちらこちらに洗練と素朴の融合を感じさせるウィーン・フィル特有の魅力の響きがあり、クレメンス・クラウスのウィンナ・ワルツを思い起こさせます。低音が柔らかくズーンと響くのも、おそらく当時のDECCAの音の作り方の影響も大きいのでしょうが、抗しがたい魅力を感じます。