モーツァルト:2台ピアノ・ソナタ,フーガ,ラルゲットとアレグロ ビルソン, レヴィン(fp) (WPCS5189)

メイン画像:モーツァルト:2台ピアノ・ソナタ,フーガ,ラルゲットとアレグロ ビルソン, レヴィン(fp) (WPCS5189)ジャケット写真

商品番号:WPCS5189

  • 通常価格:1,200円(内税)
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曲目・演奏者

●モーツァルト:
[1] 2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448(375a)
[2] フーガ ハ長調 K.426
[3] ラルゲットとアレグロ 変ホ長調 (レヴィン補筆完成版)

■マルコム・ビルソン,ロバート・レヴィン(fp)

ディスク・データ

CD// 国内盤 {DDD} Wa−ノンサッチ*WPCS-5189
 発売:97年/定価:2000円/録音:1983年/収録時間:43分
△欧文ブックレットに四ツ折の日本語解説書封入 △ライナーノート:森泰彦

コンディション

◇ディスク:A-/ 外縁に小スリキズ少しあり(強め)
◇ブックレット:A〜A-
◇日本語解説書:A-/ 小シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A-〜B+ ◇オビ:A-/ 縦直線状のシワ少しあり

録音データ・その他

☆1983. 5, 8 NY・イサカ・ピラミッド サウンド スタジオにおける録音。(E) アレックス・ペリアラス。
−ビルソンは[2,3]で、レヴィンは[1]で、それぞれ第1ピアノを担当。第1ピアノは1795年頃 デュルケン作のレプリカ (ベルト制作 1970年)、第2ピアノは1784年 シュタイン作のレプリカ (マッコブ制作 1972年) 使用。ピッチは A-425。−[1]はこれぞ “アレグロ” というような快活な両端楽章を持つ素晴らしい名作。[2]は名作 弦楽 (四重奏) のためのアダージョとフーガ ハ短調 K.546のフーガ部分の原曲。[3]はケッヘル番号未収録の未完成作品。アレグロに入っての高揚感の素晴らしさは特筆もので、いまだに番号なしに甘んじているなどとは信じられない、まさしく隠れた名作です。−演奏も息があって緻密、歯切れのよさ、強靭な打鍵による力強さ、ダイナミズムと白熱の高揚感、実に見事。レプリカの強みというところでしょうか。[1]の第3楽章第1主題の力強い疾走感は驚き。その後も手に汗握るスリリングな演奏が展開されます。[2]では悲劇的な曲想のダイナミズム、[3]では弾け飛ぶような歓喜の曲想のダイナミズム。[1]第2楽章をはじめとして感じ入ったため息が漏れるのが何度も聞こえます。ビルソンはそういうタイプではないような気がしますので レヴィンでしょうか。−1984年に書かれた森泰彦氏のライナーは興味深いもの。曲や古楽ピアノなどについての専門的な解説とともに、ファン インマゼールの実演に興奮したあとにこれを聞き、これらの曲を現代ピアノで聞く気がなくなってしまった、と書かれているのが印象的です。−なおモーツァルトの2台のピアノのための作品は この3曲以外に アレグロ Anh.44 (426a)、その他 いくつか断片があるのみです。−ビルソン&レヴィンは4手ソナタ2曲を同じく NONESUCHに録音しています。

商品番号:WPCS5189

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