エルガー:エニグマ変奏曲,フォールスタッフ バルビローリ=PO, ハレo (CDM566322)

メイン画像:エルガー:エニグマ変奏曲,フォールスタッフ バルビローリ=PO, ハレo (CDM566322)
ジャケット写真

商品番号:CDM566322

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曲目・演奏者

●エルガー:
[1] 創作主題による変奏曲 Op.36 (エニグマ)
[2]「フォールスタッフ」(交響的学習) Op.68

■ジョン・バルビローリ指揮 [1]フィルハーモニアo [2]ハレo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI*CDM 5 66322 2
 発売:88年/録音:[1]1962, [2]64年/収録時間:65分
△ブリティッシュ コンポーザーズ・シリーズ △ディスク=MADE IN THE UK

コンディション

◇ディスク:A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ少しあり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆[1]1962. 5,[2]1964. 6 以上ロンドン・キングズウェイ ホールにおける録音。(P) [1]ヴィクター・オロフ,[2]ロナルド・キンロック・アンダーソン、(E) [1]ハワード・ダヴィッドソン,[2]クリストファー・パーカー。
−[2]について。エルガーはシェイクスピアを愛し、この作品の作曲にあたってもフォールスタッフが登場する「ヘンリー4世」 「ヘンリー5世」 「ウィンザーの陽気な女房たち」、そして多くのシェイクスピア研究書を読んだとのこと。作品は「交響詩」ですが、「交響的学習 (習作)」(symphonic study) と名付けたのは、作曲を通してフォールスタッフを学んだという謙遜の意味が込められているのことです。−作品は4部からなり、第2部と第3部の間、第3部の中間部にそれぞれ間奏曲が置かれています。−第1部「フォールスタッフとハル王子」。フォールスタッフの尊大な性格を表す主題、悪友ハル王子の快活な行進曲風の主題。これらが変形されながら曲は進んでいきます。−第2部「イーストチープ〜ガズヒル〜猪首亭〜間奏曲I」。悪事を働き一攫千金と思いきやハル王子に横取りされ、ねぐらの猪首亭で酒を煽るフォルスタッフ。間奏曲I「夢。若き日のフォールスタッフ」で、まどろむフォールスタッフはノーフォーク公の小姓をつとめていた頃を思い出す。−第3部「フォールスタッフの行進〜グロースターシャーを通っての帰還〜間奏曲?〜新しい国王〜ロンドンへの急ぎの帰京」。内戦の始まりを表すファンファーレ。フォールスタッフと怪しげな風体の一団の行進。ヘンリー4世が崩御し、ハル王子が国王に即位することを知ったフォールスタッフは出世を期待して戴冠式のおこなわれるウェストミンスター寺院へ。−第4部「ヘンリー5世の行進〜フォールスタッフの拒絶とその死」。ヘンリー5世となったハル王子と軍勢が近づいて来る。国王の前にかしずくフォールスタッフ。しかし返ってきたのは拒絶と追放。衝撃のあまり寝込んでしまうフォールスタッフ。小太鼓の連打が葬送を暗示する。−リスト、R. シュトラウスの交響詩からの影響が指摘されていますが、やや渋いものの、堂々たる 優れた作品です。
−[1]はかつてこの曲の代表的録音として愛された演奏。現在の感覚からすると粗さを感じ、フィナーレの盛り上がりも今一歩ながら、情緒的で情熱的な演奏に愛着を感じさせます。−[2]もまるで演技を見るかのようにフレーズが生き生きと動き、語ります。老人が話が巧みではないものの 身振り手振りで臨場感豊かにフォールスタッフの話を話すのを聞くかのよう。バルビローリの面目躍如という気がします。

商品番号:CDM566322

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