▽モーツァルト：フィガロの結婚　ベーム＝ODOB； プライ(Br) マティス(S) 他 （DG・3CD）

曲目・演奏者

●モーツァルト：
「フィガロの結婚」K.492 全曲

■ヘルマン・プライ(Br：フィガロ)　エディット・マティス(S：スザンナ)　ディートリヒ・フィッシャー- ディースカウ(Br：伯爵)　グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S：伯爵夫人)　タチアナ・トロヤノス(S：ケルビーノ)　ペーター・ラッガー(Bs：バルトロ)　パトリシア・ジョンソン(MS：マルチェッリーナ)　エルヴィン・ヴォールファールト(T：バジーリオ)　バルバラ・フォーゲル(S：バルバリーナ) 他
　カール・ベーム指揮 ベルリン・ドイツ・オペラo　同cho

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} DG＊449 728-2 (3枚組)
　発売：96年／録音：1968年／収録時間：60+71+41分
△ジ オリジナルズ・シリーズ (OIBPリマスター)　△紙箱付き(▽厚さ3.3センチ)
△大判ブックレット付き　△伊語詞・英訳掲載　△ディスク＝Made in USA

コンディション

◇ディスク：1)B〜B-/ スリキズ部分的にあり(強め含む＊動作確認済)，2)A〜B+/ スリキズ少しあり，3)A
◇ブックレット：A-/ 表紙端に縦直線状のシワあり / 裏表紙にスレ線少しあり
◇プラケース：B+　◇紙箱：B+/ 線キズ少しあり / 背表紙部分に軽い色あせあり

録音データ・その他

☆1968. 3 ベルリン・イェス・キリスト教会における録音。(P) ヴォルフガング・ローゼ、(E) ギュンター・ヘルマンス。
−百花繚乱ながら 一長一短という面もあって、決定盤的な録音というものがない「フィガロの結婚｣。その中でも当録音は、DGの豪華キャストと いかにもドイツ伝統という感じのオーソドックスなベームの指揮で、昔から最右翼に置かれています。−歌手ではプライのまさにハマリ役フィガロが最高 (実は若い頃は伯爵を歌っていましたが)。フィガロの快活さ、行動力、人間味をしぜんな歌で表現しています。対照的なのは F- ディースカウの伯爵。表現の作為が目立ちますが、精密な歌。少し音程の甘さがあるプライとは正反対。ふたつの低声の対比が鮮明です。−第4幕のマルチェッリーナとバジーリオのアリア収録。
−ブックレット表紙に、歌手たちが登場人物に扮し、円状に配置された写真あり。昔 ハイライト盤LPのジャケットに使われていて、魅力的に感じていました。おそらくオリジナルLPでも解説書の表紙に使っていたのでしょう。

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