ラヴェル:カンタータ集 (アリッサ, アルシオーネ, ミルラ) プラッソン=OCT 他 (EMI)
曲目・演奏者
●ラヴェル:
[1]「アリッサ」(カンタータ) (6曲) (1903)
[2]「アルシオーヌ」(カンタータ) (6曲) (1902)
[3]「ミルラ」(カンタータ) (6曲) (1901)
■ミシェル・プラッソン指揮 トゥールーズ・カピトールo [1]ヴェロニク・ジャンス(S) ヤン・ブロン(T) ルドヴィツ・テジエ(Br) [2,3]ポール・グローヴス(T) [2]ミレイユ・ドゥランシュ(S) ベアトリス・ウリア- モンゾン(MS) [3]ノラ・アンセラン(S) マルク・バラール(Br)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} EMI*5 57032 2
発売:00年/録音:記載なし/収録時間:74分
△スリーブケース付き △大判ブックレット付き(59ページ) △仏語詞・英訳掲載
△ジャケットは見開きの紙1枚 △ディスク=Maden in the EU
コンディション
◇ディスク:B-/ スリキズ部分的にあり(横方向含む*全曲の動作確認済)
◇ジャケット:B〜B-/ 強いツメ咬み痕あり / シワ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり
◇スリーブケース:B〜B-/ 線キズやや多しあり / 角に小傷み少しあり / 細かい汚れ少しあり
録音データ・その他
☆録音時期・場所記載なし。(P) エティエンヌ・コラ−ル、(E) ダニエル・ミシェル。
−ラヴェルが若き日「ローマ賞 (ローマ大賞)」に応募したカンタータ集。ローマ賞とはフランスの若い優秀な芸術家にローマへの留学機会を与えるための制度。ラヴェルは1898年に作曲家として公式デビューを果たしており、次代の作曲家として認められたものの、伝統主義的な面々からは反感を買っていたとのことです。そんな中 ラヴェルは1900年からローマ賞獲得に挑戦。5回応募し、1900年の1回目は予選落ちしたものの、翌年の[3]が3位入賞。翌年, 翌々年の[1,2]は本選には進んだものの受賞を逃しました。1904年は応募を見送り、1905年は予選落ち。すでに「亡き王女のためのパヴァーヌ」や「水の戯れ」などの作品を発表していたラヴェルが予選落ちしたことは一大スキャンダルとなり、このいわゆる「ラヴェル事件」により、パリ音楽院院長のテオドール・デュボワは辞職に追い込まれ、後任院長となったフォーレがパリ音楽院のカリキュラム改革に乗り出すことになったとのことです。−3つの作品は守旧派のお偉いがたに気を使ったようであることが伺えます。それでも[1,2]は後年のラヴェルらしさが聞かれますが、一番 伝統的な[3]が一番評価されたというのは納得のいくところです。
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