チャイコフスキー:交響曲第6番,ロメオとジュリエット カンテッリ=PO (CDH769785)
曲目・演奏者
●チャイコフスキー:
[1]「ロメオとジュリエット」
[2] 交響曲第6番 Op.74「悲愴」
■グィド・カンテッリ指揮 フィルハーモニアo
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} EMI*CDH 7 69785 2
発売:89年/録音:[1]1951, [2]52年/収録時間:61分
△GRCシリーズ △プラケース=ハード・タイプ
△ディスク=Made in the UK / ディスク中心部に MASTERD BY NIMBUS の刻印あり
コンディション
◇ディスク:B/ スリキズ部分的にあり(小さな強め少し含む*動作確認済)
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(小口側端強い) / シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆[1]1951. 10 アビー ロード第1スタジオ,[2]1952. 10 ロイヤル フェスティヴァル ホール (以上ロンドン) における録音。
−トスカニーニに認められて 1949年 アメリカ・デビューを飾り 大成功を収めるなどしていたカンテッリ。1950年9月には英HMV最初のLPレコードの演奏家に選ばれ、ミラノ・スカラ座管とチャイコフスキーの交響曲第5番を録音。この頃にはすでに世界の有名オケからの招聘を受けるようになっており、1951年 ロイヤル・フェスティヴァル・ホールで初めてフィルハーモニア管を指揮し、大成功をおさめました。その演奏会で演奏された「ロメオとジュリエット」を2週間後にセッション録音したのが[1]というわけです。その好評を受けて翌年 [2]を録音。将来を嘱望されていたカンテッリですが、1956年11月、36歳という若さで飛行機事故により亡くなってしまいました。
−演奏は「無垢な抒情」ともいうべきユニークなもの。オケを見事にコントロールし、音を整理。そのうえヴィヴラートを抑え、透明な響きの追求が聞かれます。トスカニーニが自分の後継者と認めたのもうなずけますが、トスカニーニのように硬質・強靭ではなく、濃厚なカンタービレでもなく、透明な響きで丁寧に歌うため、ロシア的な泥臭さがないどころか、まるで美しい氷と雪の世界のよう。ディズニー・アニメのようなキラキラと光る美少年の目が思い浮かびます。
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