ドニゼッティ:ルチア レッシーニョ=RPO; グルベローヴァ(S) クラウス(T) 他 (CMS764622・2CD)
曲目・演奏者
●ドニゼッティ:
「ランマームーアのルチア」全曲
■エディタ・グルベローヴァ(S:ルチア) アルフレード・クラウス(T:エドゥガルド) レナート・ブルゾン(Br:エンリーコ) ロバート・ロイド(Bs:ライモンド) ボナヴェントゥーラ・ボットーネ(T:アルトゥーロ) キャスリーン・クールマン(MS:アリーサ) 他
ニコラ・レッシーニョ指揮 ロイヤルpo アンブロジアン オペラcho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} EMI*CMS 7 64622 2 (2枚組)
発売:92年/録音:1983年/収録時間:71+76分
△伊語詞・英訳掲載 △ディスク=MADE IN HOLLAND
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 点キズ少しあり,2)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:B/ シワ部分的にあり(強いシワ含む) / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1983. 5 ロンドン・アビー ロード スタジオにおける録音。(P) スーヴィ・ラジ・グラップ、(E) ステュアート・エルサム。
−グルベローヴァの透明で美しく、音域でムラのない発声、コロラトゥーラの見事なテクニック。加えてスピントの効いた強さと、それを駆使した感情表現をの素晴らしさ。その昔 コロラトゥーラと言えば感情表現ができない白痴的な歌であったことを考えると、まさしく超人的です。そして当時55歳だったクラウスの衰え知らずの凛々しく、貴族的とも感じる美声。グルベローヴァは当時36歳で、年の差は約20歳ですがそれを感じさせない、美男美女を想像させる素晴らしいコンビ。私が最も好きなルチア&エドゥガルド・コンビです。−指揮のレッシーニョは品がいいのは好感が持てますが、さらなるドラマティックな表現を望みたいところ。しかし悪くはありません。
−余談ながら、“レッシーニョ” とされるこの指揮者の名前、本来は “レシーニョ” ではないかと疑問を持ち、調べてみると イタリア人ではなくアメリカ人であるとのことで 驚きました。イタリア人そのままの名前で もちろんイタリア系ですが、本人は生まれもアメリカ (NY?) のようです (1916- 2008)。シカゴ・リリック・オペラやダラス・オペラの創設に関わるとともに、マリア・カラスの伴奏をつとめ、その他 イタリアの歌手のアメリカ・デビューの手助けをするなど、アメリカのイタリア・オペラの発展につとめたとのことです。−苗字に “ッ” がいるかの話ですが、イタリア語の発音では “レッシーニョ” に近い発音をするようです。ただ日本語では “シ” にアクセントを置いて発音しますが、本来は “レ” にアクセントがあるようです。しかし彼はアメリカ人ですので、もうこれ以上考えません。
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