スーク:アスラエル交響曲 ビエロフラーヴェク=チェコpo (CHAN9042)
曲目・演奏者
●スーク:
アスラエル交響曲 Op.27
■イルジー・ビェロフラーヴェク指揮 チェコpo
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} CHANDOS*CHAN 9042
発売:92年/録音:1991年/収録時間:59分
△ディスク中心部に DADC Austria と刻印 △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(小さな強め含む / 細かい横方向含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-〜B+/ ツメ咬み痕少しあり / 内部に細かい波うちあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイの変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1991. 6 プラハ城・スペイン・ホールにおける録音。(P) ラルフ・カズンズ、(E) ベン・コネラン,リチャード・スモーカー。
−ヨセフ・スーク (スク) はチェコの作曲家, ヴァイオリニスト (1874- 1935)。同名の世界的なヴァイオリニスト (1929- 2011) の祖父。プラハ音楽院でドヴォルザークに学びましたが、その後もドヴォルザークに目をかけられ、1898年 ドヴォルザークの娘オティリエと結婚。ドヴォルザークは義父となりました。−アスラエル交響曲は1906年に完成した2部、5楽章からなる大作。アスラエルとは死を司る天使の名前。ドヴォルザークの死を受け、哀悼のために書いた交響曲です。しかしスークは作曲中 妻オティリエまでも失うという不幸に見舞われてしまいました。そのため曲の構想を変更し、2部制にしたとのことです。
ー数年ぶりに聞いた感想としては、初期の作品に顕著だというドヴォルザークとブラームスの影響を脱しているのはともかく、民族色がほとんど感じられないのは意外な気がしました。それよりも同時代のいくつかの作曲家の影響を感じさせ、西ヨーロッパ的な作曲家たらんとしたことが伺えます。とはいえ充分に独創的。悲痛な思いや祈りの気持ちが色濃くあらわれた、充実した作品といえそうです。
−演奏も民族色を感じさせるものではなく 洗練されたもの。荒っぽいトゥッティではなく、切々とした歌で悲しみを表現しています。−ビェロフラーヴェクはBBC響と2008年 (Supraphon)、チェコ・フィルと2014年 (DECCA)、ともにライヴで当曲を再録音しています。
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