▽ガーシュウィン:ポーギーとベス ディメイン指揮;ヒューストン・グランド・オペラ (BVCC3005・3CD)
曲目・演奏者
●ガーシュウィン:
「ポーギーとベス」全曲
■ドニー・レイ・アルバート(Bs:ポーギー) クランマ・デール(S:ベス) アンドルー・スミス(Br:クラウン) ウィルマ・シェイクスナイダー(S:セリーナ) ベティ・レーン(S:クララ) キャロル・ブライス(vo:マリア) アレクサンダー・B. スモールズ(Br:ジェイク) ラリー・マーシャル(T:スポーティング ライフ) 他
ジョン・ディメイン指揮 管弦楽団, アンサンブル,少年cho
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} BMG−RCA*BVCC-3005〜7 (3枚組)
発売:90年/定価:7200円/録音:1976年/収録時間:58+67+60分
△紙箱付き(▽厚さ3.0センチ) △大判ブックレット付き(103ページ) △歌詞対訳掲載
△ライナーノート:三浦淳史
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 小スリキズわずかにあり,2)B+/ スリキズ部分的にあり(強め含む),3)A-〜B+/ スリキズ少しあり(強め含む)*2,3)動作確認済
◇ブックレット:B/ シワ部分的にあり(強め含む) / ジャケ面に薄汚れ少しあり / 裏表紙から内部数ページの下部(真ん中あたり)に水濡れによるシワ・汚れ・ハゲあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+〜B ◇バック・インレイにシワ少しあり
◇紙箱:B+〜B/ ヘコミ・線キズ少しあり / 角・端部分的に傷みあり
録音データ・その他
☆1976. 11 NY RCAスタジオAにおける録音。(P) トーマス・Z. シェパード,ジェイ・デイヴィッド・サックス、(E) ポール・グッドマン,アントニー・サルヴァトーレ。
−シャーウィン・M. ゴールドマンの演出によるヒューストン グランド オペラ上演版による録音で、黒人のみのキャストによっています。1976年にヒューストンで初演され、続いてNYでも大成功をおさめ、この録音が実現しました。当盤は米グラミー賞を受賞しています。−ブックレットは充実しており、ヒューストン グランド オペラの公演の舞台写真 (ふたつ目の画像)、録音風景、そしてガーシュウィンをはじめとするこのオペラに関連する写真も掲載。ライナーノーツは故 三浦淳史氏。イギリスの1988年度版「ニュー ペンギン ガイド」でのこの録音についての推薦・高評価が紹介されていますが、そこでも指摘している通り 一聴して劇場的な、ミュージカル的な雰囲気を感じる演奏です。オケも合唱も常設ではないのでしょう、ややワイルド。クラシックの常設オケの洗練された美しさではなく、この上演と録音のためにかけたパワフルで熱い生々しさがあります。歌手たちもお行儀のよい歌はありません。全力投球のハイテンション。また効果音、芝居の音 (嵐や殺人のシーンのみならず ドアを開ける音や靴音まで入れている箇所も) を派手に用い、臨場感たっぷり。ライヴ感を生かすことを目指したようで、それが成功しています。当時の黒人コミュニティの雑然さとむせ返る熱気。有名指揮者の演奏が、きれいに整えられてはいるものの、迫力が全く感じられなかったりする中、クラシックの有名指揮者と有名歌手のいない当盤こそ「ポーギーとベス」随一の名盤ではないでしょうか。
−ここでは各歌手の声域を便宜的に記しましたが、ブックレットには記載されていません。マリアを歌うブライスなどは歌と語りの間をいくようで「vocal」と書くしかありませんが、ポーギーを歌うアルバートはクラシックの歌手。他も主役級はそうなのでしょう。スポーティング ライフもテノール的な高声ながら独特の発声と歌い回し。粋なワルを見事に表現しています。−管弦楽団, アンサンブルの欧文メンバー表あり。32名の名が記載されているアンサンブルとは合唱のことなのでしょう。
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