ストラヴィンスキー:春の祭典,モーツァルト:ディヴェルティメント第15番 カラヤン=BP /L (JSBT8453)
曲目・演奏者
●[1] モーツァルト:ディヴェルティメント第15番 変ロ長調 K.287
[2] ストラヴィンスキー:「春の祭典」
■ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリンpo
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} Un−テスタメント*JSBT 8453
発売:09年/オープン価格/録音:1972年LIVE/収録時間:72分
△ディスク=Made in Japan △ライナーノート:リチャード・オズボーン (和訳) △原盤=BBC
コンディション
◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(小さめ / 強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-〜B+/ 小口側上辺にツメ咬み痕あり(強め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
◇オビ:A-〜B+/ シワ少しあり(強め含む)
録音データ・その他
☆1972. 5. 15 ロンドン・ロイヤル フェスティヴァル ホールにおける録音。
−2008年はカラヤンの生誕100年、翌2009年は没後20年ということでCD化されたライヴ録音。同時に翌日のベートーヴェン:交響曲第6番,R. シュトラウス:「英雄の生涯」も発売されました。−2曲は同日の演奏。面白いプログラムです。音質はメジャー・レーベルによる商業用ライヴ録音の域ではありませんが 良好です。2曲の演奏の前と後の拍手も収められています。
−ライナーノートが興味深い。カラヤンがより有名な第17番 K334 よりも[1]を愛し、両端楽章が優れていると語ったいう話ですが、特に終楽章はディヴェルティメントを超えた複雑、かつシンフォニックな作りであるからでしょう。これはまさしくそれがよく分かる演奏で、快速テンポでベルリン・フィルの弦楽のテクニックを誇示しながら緊張感を作って興奮を表現し、まさに交響曲のようです。
−ライナーノートにはカラヤンの[2]の1964年 セッション録音について、ストラヴィンスキーが自身の録音 (CBS/SONY) がいかに優れているかを示すための攻撃対象になったことが書かれています。「飼いならされた野蛮さ」という非難は、西洋の演奏、とりわけカラヤンならではの洗練を揶揄した言葉でしょう。それに対してグレン・グールドが弁護したというのも面白い話です。−演奏はカラヤン&BPらしい完璧さ …というわけではありませんが、ライヴらしい感興が聞かれるのが面白い。第1部序奏の終盤でトランペットが突出し 驚かされます。第2部序奏の静かな部分の神秘的な描写はいかにもカラヤン美学。ストラヴィンスキーはこれも嫌ったのでしょうか。
−ベルリン・フィルのメンバー表掲載。シュヴァルベ, ブランディス(vn) カッポーネ(va) ブラウ, ゴールウェイ(cl) コッホ(ob) ライスター(cl) ハウプトマン, ザイフェルト(hrn) テーリヒェン(timp) など、ソリストとしても活躍した名がたくさんあります。
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