マスネ:ウェルテル プラッソン=LPO; クラウス(T) トロヤノス(MS) 他 (CMS769573・2CD)
曲目・演奏者
●マスネ:
「ウェルテル」全曲
■アルフレード・クラウス(T:ウェルテル) タティアーナ・トロヤノス(MS:シャルロット) クリスティアーヌ・バルボー(S:ソフィー) マッテオ・マヌグエラ(Br:アルベール) ジュール・バスタン(Bs:法務官) フィリップ・ラングリッジ(T:シュミット) 他
ミシェル・プラッソン指揮 ロンドンpo コヴェント ガーデン・シンガーズ
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} EMI*CMS 7 69573 2 (2枚組)
発売:88年/録音:1979年/収録時間:76+61分
△仏語詞掲載 △ディスク=Made in W. Germany / SONOPRESS刻印あり
コンディション
◇ディスク:A-/ 点キズ少しにあり / 外縁に小スリキズ少しあり(強め),2)A-〜B+/ スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-/ 表紙両面に薄ハゲ, 線キズ少しあり / 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆1979. 8〜9 ロンドン・アビー ロード スタジオにおける録音。(P) エリク・マクレオー、(E) クリストファー・パーカー。
−クラウスのウェルテルはノーブルにして情熱的。カッコイイ。当時51歳ですが、まったく年を感じさせず若々しく、瑞々しく、美しい高音を響かせています。彼はその壮年期 メジャー・レーベルから遠ざかり、故国スペインで自分のレーベル CARILLON を立ち上げ、そこで録音していましたが、冴えない音質で、しかもオペラ全曲はなかったと思います。また EMIなどに戻ってきてくれ、しかも声はいよいよ円熟期であったのは幸いでした。当アルバムは彼の代表的録音のひとつでしょう。−豊かに響く美声、感情表現も見事なトロヤノスも魅力的。彼女にとってもこれが代表的録音のひとつでしょう。彼女は NY生まれのギリシャ系アメリカ人 (1938- 93)。1976年からはメトに数多く出演し、歌とともに美しい容姿や演技力も優れていて愛されましたが、50代半ばで癌により亡くなりました。−ソフィーを歌うバルボーもいい。スーブレット的な明るさと軽さで、感傷的なオペラのスパイスの役目を果たしています。ちょっとコトルバシュに似ていると感じたのは意外でした。美人ですので、その昔、主役を張るような歌手になるのかと思っていましたが、少なくとも録音の世界では脇役どまりでした。−プラッソンの指揮は充分に情熱的で、感傷性と悲劇性を表現しています。
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