ハイドシェック:ラ・マルセイエーズ・パラフレーズ ハイドシェック(p) /L (TECC28042)
曲目・演奏者
●ハイドシェック:
ルジェ・ド リールに捧ぐ ( 「ラ マルセイエーズ」 の主題によるパラフレーズ)
〔1. ベートーヴェン風 (序奏と主題),2. モーツァルト風,3. バッハ風,4. ヘンデル風,5. 前期ロマン派風,6. シューマン風,7. シューベルト風,8. ショパン風,9. リスト風,10. メンデルスゾーン風,11. ブラームス風,12. ウェーバー風,13. ラフマニノフ風,14. グリーグ風,15. フォーレ風,16. ドビュッシー風,17. クープラン風,18. ラヴェル風,19. ストラヴィンスキー風,20. 現代曲風,21. 怒りの日〕
■エリック・ハイドシェック(p)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} Te−オーヴァーシーズ*TECC-28042
発売:90年/定価:2800円/録音:1988年LIVE/収録時間:60分
△ライナーノート:宇野功芳 △LES EDITIONS A. R. B. 原盤
コンディション
◇ディスク:B〜B-/ スリキズ部分的にあり(長め・横方向含む / 小さな強め含む*全曲の動作確認済)
◇ブックレット:B〜B-/ シワあり(強いシワ含む) 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:交換 ◇オビなし
◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり / 背表紙下部の黄色部分に色あせあり(軽め) (片方)
録音データ・その他
☆1988. 12. 10 ストラスブールにおけるライヴ録音。−18人の作曲家 他の作品 (断片がちりばめられています) やスタイルの引用からなるハイドシェックの作品の世界初演です。曲名はストラスブール生まれで 現在のフランス国歌「ラ マルセイエーズ」の作曲者 ド リールにちなんでいます (邦題は「ラ マルセイエーズ」大作曲家18人のスタイルによる変奏曲)。−アンコールピースを繋げたような、テクニックを駆使しての華麗で屈託のない音楽を想像すると裏切られます。ハイドシェックのコンセプトは どうやらもっと真摯で、聞き手の肺腑を衝こうとしているよう。たとえば「ショパン風」でも激しさと慰めの落差を表現しているように。また第18曲「クープラン風」でも洒脱さではなくメランコリー。その後も華やかにはならずに「現代風」から 最後なんと「怒りの日風」となって、不気味に曲を終えます。物騒な歌詞を持つフランス革命時の革命歌を国歌にしていることへの皮肉ととるのは、おそらくゲスの勘ぐりなんでしょうね。−なお 本来は[18]のあとに「プロコフィエフ風」がありましたが、ハイドシェックの意向でカットされています。
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