ベートーヴェン:交響曲第7番 他 フルトヴェングラー=Sto, WP /L (KICC2110)
曲目・演奏者
●[1] ベートーヴェン:交響曲第7番 Op.92
[2] ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲と愛の死
[3] シューベルト:交響曲第7番 D.759 (未完成) より 第1楽章
■ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 [1,2]ストックホルムpo,[3]ウィーンpo
ディスク・データ
CD//国内盤 {MONO/ADD} K−セブンシーズ*KICC 2110
発売:90年/定価:2500円/録音:[1]1948, [2]42, [3]43年 全LIVE/収録時間:69分
△フルトヴェングラー 不滅のライブ・シリーズ △ブックレット英文併載
△米M&A原盤 △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:C/ スリキズ多し(横方向・強め含む)*動作確認済
◇ブックレット:B+〜B/ ツメ咬み痕あり(強め) 角に小シワあり(強め) その他シワ少しあり 白地部分に変色あり 裏表紙にスレ線少しあり
◇プラケース:B+〜B ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め) ◇オビなし
録音データ・その他
☆[1]1948. 11. 13, [2]1942. 11. 25, [3]1943. 5. 12 以上ストックホルムにおけるライヴ録音。
−フルトヴェングラーの[1]といえば 1950年のセッション録音と 4種のライヴ・放送用録音がありますが、このストックホルム・ライヴはあまり注目されないもので、これまでの発売機会も少ないもの。スクラッチノイズは付きまといますが、音には力強さがあり、フルヴェンを聞くには充分。しかもストックホルム・フィルが案外うまい (金管は少し落ちるかも)。演奏は1音1音しっかりと刻むような、堂々とした足取り。第2楽章のカンタービレも聞きものです。第4楽章ではティンパニの轟音が鳴り響きますが、興奮で音楽が伸縮するタイプの演奏ではなく、低弦が効いた充実した響き、遅い部分の意味深さ、威容ある演奏です。
−[2]は雑音がやや大きくなりますが、ワーグナーの音楽のロマン性と官能性をめいっぱい表現した演奏は感動的。「愛の死」のクライマックスの高揚感、そしてその後のコーダに向けてのデリケートな表現もフルトヴェングラーならではです。−[3]は第1楽章しか録音が残っていないもの。また冒頭わずかに音が切れているようです。しかし開始から低弦の力強さ、あるいはリズム感がいいなぁと感じますが、何といっても展開部のスゴさ! この曲の恐ろしさ、シューベルトの心の闇を、このような形で、これほどまでに表現できるのはフルトヴェングラーをおいてほかにはいません。いや、再現部、コーダもお見事。
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