ワーグナー管弦楽曲集 トスカニーニ=NBCso /54年L <トスカニーニ・ラスト・コンサート> ステレオ録音 (30C37-7919)
曲目・演奏者
<トスカニーニ・ザ ラスト コンサート>
●ワーグナー:
[1]「ローエングリン」第1幕への前奏曲
[2]「ジークフリート」より 森のささやき
[3]「神々の黄昏」より ジークフリートのラインへの旅
[4]「タンホイザー」より 序曲とバッカナール
[5]「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
■アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} Co−ワルター協会*30C37-7919
発売:86年/定価:3000円/録音:1954年LIVE/収録時間:64分
△ライナーノート:宇野功芳 △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:B-/ スリキズ部分的にあり(強め含む*動作確認済) / 内外縁付近にクモリあり / 内縁に細かいスリキズあり
◇ブックレット:B/ シワ部分的にあり / 白地部分に軽い変色あり / 薄汚れ部分的にあり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり ◇オビなし
録音データ・その他
☆1954. 4. 4 NY カーネギー ホールにおけるライヴ録音。
−トスカニーニ最後の演奏会。ステレオ録音。トスカニーニ87歳。リハーサルで自らのミスにもかかわらず楽員を怒鳴ってしまったことにひどく落ち込んだものの、その後のリハーサルはうまくいき、コンサートに臨んだ老巨匠。 アンサンブルがわずかに乱れる箇所があるものの、見事な演奏を聞かせていましたが、[4]のバッカーナルの256小節目 (おそらく15分くらいの部分) で記憶を失い、指揮を止めてしまいました。15秒ほどで記憶を取り戻して指揮を再開し、演奏をやり遂げたのです。なお当録音では切れ目はわからないようにしてありますが、15分過ぎ (荒れ狂う部分が落ち着いてくるあたり) はかなり乱れます。終演後 普通に拍手が入りますが、観客は皆ドキドキだったことでしょう。−なおライナーノートの宇野功芳氏によると、当演奏会はライブ中継されていたとのこと。中断が起こった時、NBC放送は万が一に備え あらかじめ用意していたブラームス:交響曲第1番の録音に切り替えたものの、トスカニーニはすぐに指揮を再開したため、ブラームスを8小節で終え、ライヴ演奏に戻したとのことです。−鮮明とまではいかず、色の薄いステレオ録音という感じですが、まずは音質良好といえるでしょう。
−ところで私はトスカニーニのワーグナーが大好き。神話的な主人公たちは、まるで影のない、明朗で、ギリシャ彫刻のように筋骨隆々な姿のようです。特に[3]は最高です。
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