マルクス,コルンゴルト:ピアノ協奏曲 アムラン(p) ヴァンスカ=BBC蘇so (CDA66990)
曲目・演奏者
●[1] マルクス:ロマンティック・ピアノ協奏曲 (第1番) ホ長調
[2] コルンゴルト:左手のためのピアノ協奏曲 嬰ハ調 Op.17
■マルク- アンドレ・アムラン(p) オスモ・ヴァンスカ指揮 BBCスコティッシュso
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} HYPERION*CDA66990
発売:98年/録音:1997年/収録時間:65分
△ディスク=MADE IN ENGLAND
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:B+/ シワ少しあり / 白地部分に変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイに軽い変色あり
録音データ・その他
☆1997. 6 録音。(P) マーティン・コンプトン、(E) トニー・フォークナー。
−HYPERIONのロマンティック・ピアノ協奏曲シリーズ第18集。−[1]のヨーゼフ・マルクスはオーストリアの作曲家 (1882- 1964)。幼い頃に母親から音楽の手ほどきを受け、ギウナジウム時代から作曲を始めました。父親の希望により法学を学び 音楽から遠ざかったものの、26歳のときに改めて作曲家を志し、管弦楽作品や室内楽などの様々な作品を生み出しました。そのほか若い頃に書かれた約150曲の歌曲があります。 −ピアノ協奏曲は2曲あり、この「ロマンティック」は1曲目で1981〜19年作曲。急-緩 -急の3楽章からなり (14'47+ 10'42+ 11'01)、後期ロマン派風。甘いメロディ、楽天的でゴージャスなサウンドは貴族社会のエレガンスを感じさせます。R. シュトラウスの影響を聞き取ることができますが、ラフマニノフを西洋風に明るくした感じとも言えるかもしれません。なおマルクスはこの後「カステッリ ロマーニ」と題された2番目のピアノ協奏曲を書いています。
−[2]は第一次大戦で右腕を失ったパウル・ウィトゲンシュタインの委嘱で作曲された曲。1923年作曲。単一楽章ですが、当アルバムではトラックで9つの部分に区切られています。バック・インレイとブックレットのコンテンツで発送記号などは記されていませんが、ライナーノートにトラックごとの曲想の変化が解説されています (英仏独語のみですが)。[1]と同様 後期ロマン派風ですが、よりモダンな発想が込められており、[1]より複雑です。またよりメリハリがあって華やかとも言えるでしょう (27'35)。
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