ビーバー 他:コンソート・ミュージック集 レオンハルト・コンソート (TELDEC)
曲目・演奏者
<コンソート ミュージック>
●[1] ビーバー:技巧的な合奏曲集 より 第3部
[2] 同 :食卓の音楽 より 第3部
[3-6] 同 :宗教的・世俗的弦楽曲集 より ソナタ第3番,同 第4番,同 第5番,同 第6番
[7] ムファット:調和の捧げもの より ソナタ第2番ト短調
[8] ローゼンミュラー:ソナタ第7番
[9] シャイト:4声のパドゥアン (「音楽の楽しみ」 第1部 より)
[10,11] シュメルツァー:宗教的・世俗的合奏曲集 より ソナタ第7番 (5声),同 第9番 (5声)
■グスタフ・レオンハルト(org, cemb, 指揮) レオンハルト コンソート〔マリー・レオンハルト,アントワネット・ファン デン ホンベルフ(vn) ヴィム・テン ハーフェ,ローデヴェーク・デ ボーア(va) ダイク・コスター(vc) フレッド・ナイエンハウス(cb)〕 (古楽器使用)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} TELDEC*3984-21761-2
発売:98年/録音:[1-3,6,8]1969年, [4,5,7,9-11]記載なし/収録時間:78分
△ダス アルテ ヴェルク / レオンハルト・エディション △ディスク=MADE IN GERMANY
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 細かいスリキズ部分的にあり
◇ブックレット:A-/ シワ少しあり
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆[1-3,6,8]1969. 4 ベンネブルックにおける録音。[4,5,7,9-11]の録音データ記載なし。丸P 1964, 1969 となっていますので、1963年頃でしょうか。(P) ヴォルフ・エリクソン。
−ドイツ・バロック合奏曲集。[1]の明るく豊かで華やかな曲想から心を捉えられますが、短調の曲中心で、深い悲しみを表すような曲が中心です。その中にもさまざまな表情がありますが、[8]の第1楽章の半音階の上下とそのずり上げには不気味な面白さがあります。−そして演奏は大変ユニーク。古い古楽だからと言って学究的な堅苦しさはなし。しかし貴族のためのリラクゼーションのような感覚的な美しさよりも、求心的なものを感じます。硬質で強い音は耳に心地よいとはいえませんが、音楽の持つ内なる力を引き出そうとするかのようです。現代ほどの古楽奏法の追求もないようですが、そのかわりに濃い情感や白熱的な演奏が可能となっているように感じます。−それにしても1960年代にこのような渋いレパートリーを録音していたレオンハルト、古楽の名プロデューサー エリクソン、そしてTELDECレーベルには恐れ入るばかりです。
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