ドビュッシー：前奏曲第1，2巻　Cコラール(p) （BVCC8853・2CD）

曲目・演奏者

●ドビュッシー：：
[1] 前奏曲集第1巻 (全12曲)　§
[2]　同　第2巻 (全12曲)

■カトリーヌ・コラール(p)

ディスク・データ

CD// 国内盤 {DDD} BMG−RCA＊BVCC-8853〜4 (2枚組)
　発売：95年／定価：2400円／録音：1993年／収録時間：43+42分
△RCA 2for1シリーズ　△スリムケース・タイプ　△ライナーノート：濱田滋郎

コンディション

◇ディスク：1)B〜B-/ スリキズ部分的にあり(長め / 強め含む＊動作確認済)，2)A-/ 外縁に小スリキズ少しあり
◇ブックレット：B+/ 強いツメ咬み痕あり / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：B+　◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)　◇オビなし

録音データ・その他

☆1993. 6 ノイマルクト・ライトシュターデルにおける録音。(P) ハインツ・ヴィルトハーゲン、(E) シュテファン・ミコレイ。
−1993年10月 癌により46歳の若さで亡くなったカトリーヌ・コラール。死の4ヶ月ほど前に録音した、最後の録音のひとつ。−NEWTONからの発売時、輸入元による「デリケートな演奏」という宣伝文句がありましたが、確かに繊細で多彩なタッチによるデリケートな表現力が魅力。第1巻第1曲「デルフィの舞姫」のアンニュイな表情からさまざまな表情を聞かせてくれますが、｢西風が見たもの」の明快な線による思い切ったダイナミズム、｢パックの踊り｣, ｢ミンストレル」の諧謔性など、デリケートだけではない表現力を発揮しています。ここには死の4ヶ月前というひ弱さや暗い影はありません。−これが国内初出盤でした。