リスト:ダンテ交響曲,ダンテを読んで バレンボイム(指揮, p)BP 他 (TELDEC)
曲目・演奏者
●リスト:
[1] ダンテ交響曲
[2] ソナタ風幻想曲 (ダンテを読んで) (「巡礼の年」 第2年: イタリア より)
■ダニエル・バレンボイム([1]指揮, [2]p) [1]ベルリンpo ベルリン放送cho女声部
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} TELDEC*9031-77340-2
発売:94年/録音:[1]1992年LIVE, [2]89, 93年/収録時間:66分
△歌詞掲載なし △ディスク=MADE IN GERMANY △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ 小口側端にシワあり(強いシワ含む) / ジャケ面に小キズ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆[1]1992. 2 ベルリン・シャウシュピールハウス,[2]1989. 7, 1993. 8 バイロイトにおける録音。[1]はライヴ。(P) [1]ベルンハルト・ムニヒ,[2]ニコラウス・ディッケンブロック、(E) [1]ミハエル・ブラマン,[2]ヴェルナー・マイヤー。
−ダンテをテーマとしたリスト作品集。管弦楽曲とピアノ曲を合わせているというのは、指揮、ピアノともに一流であるバレンボイムならではです。−[1]は正式には「ダンテの『神曲』による交響曲」。1856年作曲で、ファウスト交響曲に続くもの。リストは若い頃からダンテの愛読者で、1837年には[2]の第1稿を書いています。−[1]は第1楽章「地獄」(当演奏では 27'35)、第2楽章「煉獄」(20'49+7'33) という2部からなります。当初は「神曲」の構成に合わせて「地獄」 「煉獄」 「天国」の3楽章を考えていましたが、ワーグナーの「天国を音楽で表現するのは不可能ではないか」という意見を受けて、第2楽章の終わりに「マニフィカト」を女声合唱で歌わせ、天国を仰ぎ見つつ終結するという形になったとのことです。−第1楽章「地獄」=序奏付きの三部形式。永遠に罰を受けつづける救いようのない地獄を荒々しく ドラマティックに表現。メロディアスで美しい中間部はフランチェスカ・ダ リミニを描いているとのことです。第2楽章「煉獄」=煉獄 (れんごく) とは悔悟に達した者、悔悛の余地のある死者が罪を贖う世界。穏やかながら不安げな曲調を基本としています。そしてマニフィカトの合唱。歌詞はラテン語でルカ伝第1章第46節以下から。静かに結ばれます。リストは後に曲を雄大に終わらせる別稿も作っていますが、当演奏では採用されていません。−交響詩的な性格も持ち合わせていますので、阿鼻叫喚のスペクタクル的な第1楽章「地獄」は、単独でコンサートや録音として取り上げればウケそう。そうすればもっと演奏機会が増えるのではないでしょうか。
−バレンボイムは[2]を1979年 DGに録音していました。
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