▽ロッシーニ:ランスへの旅 アバド=BP;ステューダー(S) 他 /L {GOLD}(S2K53336・2CD)

メイン画像:▽ロッシーニ:ランスへの旅 アバド=BP;ステューダー(S) 他 /L {GOLD}(S2K53336・2CD)ジャケット写真

商品番号:S2K53336

  • 通常価格:1,500円(内税)
  • 会員価格:1,420円(内税)【5%OFF】

曲目・演奏者

●ロッシーニ:
「ランスへの旅」全曲

■シルヴィア・マクネアー(S:コリンナ) ルチア・ヴァレンティーニ- テッラーニ(MS:メリベーア) ルチアーナ・セッラ(S:フォルヴィル) シェリル・ステューダー(S:コルテーゼ) ラウル・ヒメネス(T:ベルフィオール) ウィリアム・マッテウッツィ(T:リーベンスコフ) サミュエル・レイミー(Bs:シドニー) ルッジェーロ・ライモンディ(Bs:プロフォンド) エンツォ・ダーラ(Bs:トロムボノク) ルチオ・ガッロ(Br:アルバーロ) 他
 クラウディオ・アッバード指揮 ベルリンpo ベルリン放送cho

ディスク・データ

CD/ 海外盤 {DDD} SONY*S2K 53 336 (2枚組)
 発売:93年/録音:1992年LIVE/収録時間:64+71分
△ゴールドCD △紙箱付き(厚さ3.6センチ) △大判ブックレット付き(168ページ)
△伊語詞・英独仏訳掲載 △SBMレコーディング △ディスク=Made in Austria

コンディション

◇ディスク:1)B+/ スリキズ部分的にあり(横方向含む),2)A-〜B+/ スリキズ部分的にあり(小さな強め含む) *2枚)動作確認済
◇ブックレット:B/ 表紙に強いシワあり / 表紙両面に汚れあり(薄め) / 内部白地部分に軽い変色あり / コンテンツ部分に書き込みあり(鉛筆による6つの丸印)
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ部分的に波うちあり(一部強め)
◇紙箱:B-〜C+/ 全体的に傷みあり / 底面に細かい汚れあり

録音データ・その他

☆1992. 10. 13〜19 ベルリン・フィルハーモニーにおけるライヴ録音。(P) デイヴィッド・モットリー、(E) シド・マクローリン。
−衣装を着けてのコンサート形式による上演。1984年 ペーザロで復活蘇演 (ヨーロッパ室内管と) した際のライヴ録音 (DG) も発売されていますが、V- テッラーニ、ヒメネス、レイミー、ライモンディ、ダーラ、スルヤンの6名は当ライヴでも同役を歌っています。−当オペラはシャルル10世の戴冠式のために作曲し、1825年パリで初演されたもの。1985年の蘇演は実に初演以来 約150年ぶりの上演でした。初演は大好評であったにもかかわらず 長く忘れられた背景には、戴冠式という機会限定の作品であったこと、音楽の一部は「オリー伯爵」に転用され、いつしか楽譜が散逸したことが考えられます。−内容は戴冠式見物に来た ひと癖もふた癖もあるヨーロッパ各国の貴族たちが黄金の百合ホテルで繰り広げるたわいのない1幕のドタバタコメディ。フィナーレはお国自慢の喉自慢大会です。しかしロッシーニの音楽技術の粋を集めたものともいうべき その音楽の面白さ! オペラ評論家の高崎保男氏が 1985年蘇演盤の発売時、その贅を尽くしたヴァラエティさを「満漢全席」とたとえられたことを懐かしく思い出します。中でも ほとんど無伴奏の悲しみで始まり 沸き立つような愉悦に変化する14声のコンチェルタートの面白さはこのオペラの白眉であるばかりか、ロッシーニの書いた曲の中でも最高の部類に属するものでしょう。
−1984年の録音では蘇演ということで緊張感がみなぎり、音響・音質的なものも含めて ライヴ上演の雰囲気が豊かでしたが、こちらはアッバードの指揮にも余裕が。それにはベルリン・フィルの熟練・安定の技術もあってのことでしょう。再演、しかもコンサート形式ということで、緊張感、湧き上がる愉悦よりも、整然とした美しさ、うまさがあります。一方 歌手たちは1984年盤と甲乙つけがたく、どちらのほうがいいとは言えなそうです。14声のコンチェルタートでは休止部分でコリンナによるカデンツァが挟まれますが、これも再演の余裕でしょう。−ところでジャケット写真とともにブックレット内には演技をおこなう舞台写真が多数掲載されていますが、演技付きで上演された日もあったということでしょうか。

商品番号:S2K53336

  • 通常価格:1,500円(内税)
  • 会員価格:1,420円(内税)【5%OFF】