モーツァルト:後宮からの誘拐 ヨッフム=OBSO; ヴンダーリヒ(T) 他 (DG・2CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
「後宮からの誘拐 (後宮からの逃走)」K.384 全曲
■フリッツ・ヴンダーリヒ(T:ベルモンテ) エリカ・ケート(S:コンスタンツェ) ロッテ・シェードレ(S:ブロンデ) フリードリヒ・レンツ(T:ペドリッロ) クルト・ベーメ(Bs:オスミン) ロルフ・ボイゼン(Na:太守)
オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン国立歌劇場o 同cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} DG (UNIVERSAL)*469 574-2 (2枚組)
発売:--年/録音:1965年/収録時間:66+62分
△エロクァンス・シリーズ △スリムケース・タイプ △ライナーノートなし / 歌詞掲載なし
△AMSI リマスター △ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY EDC
コンディション
◇ディスク:2枚)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-/ ツメ咬み痕わずかにあり / 表紙両面に薄汚れ少しあり
◇プラケース:B+〜B
録音データ・その他
☆1965. 12 ミュンヘンにおける録音。(P) オットー・ゲルデス,ヴォルフガング・ローゼ、(E) クラウス・シャイベ。
−ドイツのバス歌手 ベーメの評判を 私はほとんど聞いたことがありませんが、ベーム指揮の「ばらの騎士」(セッション録音) のオックスの巧みな喜劇的表現に驚かされ、ドイツの喜劇的なバス歌手の最高峰と認知するに至りました。このオスミンでも、ふてぶてしく偏屈な 太った爺さんながら、憎めないキャラクター (まるでドイツのファルスタッフですね。こういうキャラクターが好きなんです) を、腹芸のような 作為を感じさせない歌で聞かせてくれます。録音で聞くことのできるオスミンの名唱がほかにないわけではありませんが、その中でも最高のオスミンと信じて疑いません。−そして夭折の名テノール ヴンダーリヒのベルモンテも (当然のように?) 素晴らしい。美しく凛々しく、また ただ美声を能天気に響かせるだけではない 細やかな感情表現が見事です。−コンスタンツェのケートは ドイツの伝統的な縮緬ヴィヴラート。ふらふらとした頼りない歌はこの録音の大きな欠点ですが、男声陣の充実 (とセリフ部分のうまさ) は その欠点を補って余りあるでしょう。−ヨッフム&バイエルンは 特に目立つわけではないものの 過不足のない的確な演奏。明るく暖色系のどっしりとしたサウンドで、歌をしっかりサポートしています。
−ブックレットは三ツ折ですがライナーノートはなく、CDデータとシリーズ・カタログが掲載されています。
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