ホロヴィッツ(p) <ラスト・レコーディング> ハイドン, ショパン, リスト (SK45818)
曲目・演奏者
<ホロヴィッツ / ラスト レコーディング>
●[1] ハイドン:ピアノ・ソナタ第49番 Hob.XVI:49
[2-7] ショパン:マズルカ第35番 Op.56-3, 夜想曲第16番 Op.55-2, 幻想即興曲 Op.66, 練習曲変イ長調 Op.25-1,同 ホ短調 Op.25-5, 夜想曲第17番 Op.62-1
[8] リスト (バッハ原曲):カンタータ第12番「泣き 嘆き 悲しみ おののき」による前奏曲
[9] リスト (ワーグナー原曲):「トリスタンとイゾルデ」より「イゾルデの愛の死」
■ウラディーミル・ホロヴィッツ(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} SONY*SK 45818
発売:90年/録音:1989年/収録時間:58分
△ディスク=Made in USA △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(小さめ・強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-/ 小シワ少しあり 内部白地に軽い変色あり
◇プラケース:B+
◇バック・インレイに軽い変色あり 背表紙部分の赤い文字に色あせあり(片方)
録音データ・その他
☆1989. 10. 20〜11. 1 ニュー ヨークにおける録音。(P) トーマス・フロスト、(E) トム・ラザラス。
−ホロヴィッツ最後の録音。彼は1989年11月5日に亡くなりましたが、まさしくその直前、ニュー ヨークの自宅で演奏されたものです。まさに「白鳥の歌」ですが、当時86歳であったにもかかわらず、気力はまったく衰えていません。ミスタッチはあるものの テクニックも充分。演奏自体も惚れ惚れさせられます。気負いなく飄々として しゃれたフレージング。そしてそっとした情感に溢れています。[8,9]ではホロヴィッツは死が間近であることを悟っていたのかどうかということを考えながら聞くことになります。もちろん答えは出ませんが、[9]でのロマンティックで甘美な歌にホロヴィッツ自身の人生の肯定を聞くのは私だけでしょうか。ホロヴィッツは最晩年 自宅で数点の美しい録音を残しましたが、それらこそ私の好きなホロヴィッツ。このディスクの終了はやはり大変感慨深いものがあります。
- [カートに入れる] のボタンがないものは売れてしまった商品です
- This is sold only in Japan.
- 商品データの見方はこちら
- ディスク各部の名称等について
- 商品等のお問い合わせはメールにてお願いしまします。電話はご容赦ください