ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ集 ワイセンベルク(p) (DG*427499)
曲目・演奏者
●ラフマニノフ:
[1] ピアノ・ソナタ 第1番ニ短調 Op.28
[2] 同 第2番 変ロ短調 Op.36 (改訂版)
■アレクシス・ワイセンベルク(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} DG*427 499-2
発売:89年/録音:1987, 88年/収録時間:44分
△ディスク中心部の刻印=MADE IN USA BY PDO
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ少しあり 内縁に強いスリキズあり / レーベル面中心部にスリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ ツメ咬み痕あり 白地部分に変色あり(一部強め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白色部分に軽い変色あり 背表紙の黄色地に色あせあり
録音データ・その他
☆[1]1987.5, [2]1988. 9 ハノーファー・ベートーフェンザールにおける録音。(P) ヴェルナー・マイヤー、(E) クラウス・ヒーマン。
−[2]は1931年の改訂版使用。−ワイセンベルク DGへの3枚目の録音で、ラフマニノフの残した2曲のピアノ・ソナタを収録。[1]は交響曲第1番の失敗の屈辱、あるいはモスクワの喧騒から逃れるために移り住んだドレスデンで作曲した作品 (1907〜8)。3楽章からなります。最初の構想はゲーテの「ファウスト」に基づき、第1楽章をファウスト、第2楽章をグレートヒェン、第3楽章をメフィストフェレスの肖像とするという、リストのファウスト交響曲と同様の標題的なソナタでしたが、作曲開始直後に放棄されました。超絶技巧を要する難曲です。−[2]もドレスデンで着想、ロシアに戻って完成した作品 (1913年)。3楽章からなり、こちらも超絶技巧を要する難曲。合唱交響曲「鐘」の構想中に着想されたためもあってか、ロシア正教の鐘の音を模した音型が鳴り響きます。ラフマニノフはこの作品が冗長であるなどと評判があまり良くないことから、渡米後 改訂版を発表。しかしホロヴィッツは不満を表し、ラフマニノフの許可を得て、両版を折衷した独自の編曲を演奏しました。この曲の真価が認められてきた現在では、このワイセンベルクを含め、改訂版で演奏するピアニストが多いです。
−ラフマニノフを得意とするワイセンベルクは強烈な打鍵によるド迫力と華麗なテクニックを披露しています。
- [カートに入れる] のボタンがないものは売れてしまった商品です
- This is sold only in Japan.
- 商品データの見方はこちら
- ディスク各部の名称等について
- 商品等のお問い合わせはメールにてお願いしまします。電話はご容赦ください