▽ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 ジュリアードQ /64〜70年 (SB8K87889・8CD)

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商品番号:SB8K87889

  • 通常価格:2,800円(内税)
  • 会員価格:2,660円(内税)【5%OFF】

曲目・演奏者

●ベートーヴェン:
[1] 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
[2] 同 第2番ト長調 Op.18-2
[3] 同 第3番ニ長調 Op.18-3 §
[4] 同 第4番ハ短調 Op.18-4
[5] 同 第5番イ長調 Op.18-5
[6] 同 第6番 変ロ長調 Op.18-6 §
[7] 同 第7番ヘ長調 Op.59-1 (ラズモフスキー第1番) §
[8] 同 第8番ホ短調 Op.59-2 ( 同 第2番)
[9] 同 第9番ハ長調 Op.59-3 ( 同 第3番) §
[10] 同 第10番 変ホ長調 Op.74 (ハープ)
[11] 同 第11番ヘ短調 Op.95 (セリオーソ) §
[12] 同 第12番 変ホ長調 Op.127
[13] 同 第14番 嬰ハ短調 Op.131 §
[14] 同 第13番 変ロ長調 Op.130 (第1〜5楽章,大フーガ (初版終楽章),終楽章の順に収録)
[15] 大フーガ 変ロ長調 Op.133 §
[16] 弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
[17] 同 第16番ヘ長調 Op.135

■ジュリアードQ〔ロバート・マン(1st-vn) クラウス・アダム(vc) [1-6,11-17]アール・カーリス,[7-10]イシドア・コーエン(2nd-vn) [1-10]ラファエル・ヒリアー,[11-17]サミュエル・ローズ(va)〕

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} SONY*SB8K 87889 (8枚組)
 発売:02年/録音:1964〜70年/収録時間:74+76+39+62+52+79+53+71分
△紙ケース・タイプ(クラムシェル型 / ▽厚さ4.1センチ) △ブックレット付き △ディスク=Made in Austria

コンディション

◇ディスク:1)A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む*動作確認済),2)B+/ スリキズ部分的にあり(少なめ / 強め含む*動作確認済),3,6)A 4)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり,5)A/ 点キズわずかにあり / 外縁に細かいスリキズあり,7)A〜A-/ 外縁部分的に細かいスリキズあり,8)A-〜B+/ 細かいスリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり
◇紙ケース:B+/ 表裏両面部分的に線キズ, スレあり / 天面にキズ1ヶ所あり

録音データ・その他

※当商品は厚さの関係でゆうパックでの発送となります。

☆[1-4-6]1968. 5,[2,3]1969. 1,[7-9]1964. 5,[10]1965. 1,[11]1970. 3,[12]1969. 10, 12,[13,17]1969. 10,[14]1970. 2, 5,[15]、70. 3,[16]1969. 10, 1970. 1 以上NY・30丁目スタジオにおける録音。(P) リチャード・キロウ。
−ジュリアードQの1回目のベートーヴェン全集。ただし[11,13,16,17]は1959〜60年 RCAに録音していました。完成までに7年を要しており、その間の1966年 第2ヴァイオリンがコーエンからカーリスに、1969年 ヴィオラがヒリアーからローズに交代しています。なお当アルバムにはこの演奏のメンバー表記がない代わりに、2002年までのジュリアードQメンバー交代表が掲載されています。ジュリアードQは現在も活動しており、1st-vnとvcは女性です。
−ジュリアードQは1946年、NYのジュリアード音楽院の学長であった作曲家のウィリアム・シューマンの提唱により、現代最高級のクヮルテットを作るとして、同音楽院の若手教授で結成されました。現代音楽のスペシャリストとして名を馳せた第二次メンバーの時代がジュリアードQの最初の黄金期でしょうが、その後 CBSへの移籍、2nd-vnがコーエンからカーリスに交代した1960年代半ばからレパートリーを広げていきました。ちょうど当全曲演奏を録音中の時期ですが、またその頃、2回目の来日を果たし、ベートーヴェン全曲連続演奏会をおこないました。日本ではまだジュリアードQといえば現代音楽というイメージがあったとのことですが、ジュリアードQは当時の時点で創立以来20回以上のベートーヴェン全曲連続演奏会をおこなっていたとのことですので、現代音楽のスペシャリストというのはレコードの世界のイメージで、本人たちはそのようなレッテルには違和感を感じていたのかもしれません。とはいえ当演奏を聞きますと、やはり現代音楽を得意とするクヮルテットらしい演奏です。1st-vn主導型ではなく 4つの線が対等に近い形で、引き締まった音、厳しい造形。当時は “美音” と言われたようですが、艶やかな音で甘く歌う感じとは全く異なっており、感傷の入り込む隙をなくした知的なスタイル。残響を廃したシャープな音もそうしたイメージに合ったものですが、いかにも当時 最先端でハイブラウ的なイメージのあった、CBSのスタジオ録音という感じがします。戦後のアメリカの繁栄とともに、ヨーロッパのクラシック音楽に新風を吹き込んでいた演奏スタイルは現代のスタイルの元祖という気もしますが、それでもやはり大きく異なっており、ジュリアードならでは。今なお価値ある演奏です。−なおジュリアードQは1988年ライヴで 2回目の全集を完成させました (SONY)。メンバーはマン, スミルノフ, ローズ, クロスニック。

※紙箱内部には隙間が大きくありますので、緩衝材を入れてお送りします。

商品番号:SB8K87889

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