▽モーツァルト:フィガロの結婚 ベーム=ODOB: ベリー(Bs) 他 /63年 東京L (PCCL00059・3CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
「フィガロの結婚」K.492 全曲
■ヴァルター・ベリー(Br:フィガロ) エリカ・ケート(S:スザンナ) エリーザベト・グリュンマー(S:伯爵夫人) ディートリヒ・フィッシャー- ディースカウ(Br:伯爵) エディット・マティス(S:ケルビーノ) パトリシア・ジョンソン(MS:マルチェッリーナ) ペーター・ラッガー(Bs:バルトロ) ユリウス・カトナ(T:バジーリオ) バルバラ・フォーゲル(S:バルバリーナ) 他
カール・ベーム指揮 ベルリン・ドイツ・オペラo 同cho
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} PC−キャニオン*PCCL-00059 (3枚組)
発売:89年/定価:8200円/録音:1963年LIVE/収録時間:60+51+58分
△紙箱付き(▽厚さ3.5センチ) △大判ブックレット付き(145ページ) △歌詞対訳掲載
△ライナーノート:門馬直美 △二ツ折リーフレット付き △長オビ付き
コンディション
◇ディスク:1)A〜B+/ スリキズ少しあり(強め*動作確認済),2,3)A
◇ブックレット:A-/ 表紙角・端に小ハゲあり
◇リーフレット:A
◇プラケース:B+ ◇紙箱:B-/ レ・スレ線・浅キズ・小ハゲ等 傷みあり
◇長オビ:B/ シワ, 線キズ部分的にあり
録音データ・その他
☆1963. 10. 23 東京 日生劇場におけるライヴ録音。
−日生劇場は1963年に日本生命保険が日比谷に造った音楽劇場。記念すべきそのこけら落し公演はベルリン・ドイツ・オペラ。海外名門オペラ団の初の日本引越公演でした。指揮者はベーム、ホルライザー、若き日のマゼール。「フィガロの結婚」 「フィデリオ」 「ヴォツェック」 「トリスタンとイゾルデ」、ベートーヴェンの交響曲第9番という演目で、10月20日から11月8日までほぼ毎日の18公演をおこないました。チケットは大変な高額ながら完売したとのことです。日本演奏史に残るこの公演を、ニッポン放送はステレオでライヴ録音。「トリスタン」以外は1988年 CD発売されその伝説は美しい録音で見事によみがえりました。中でもこの「フィガロの結婚」は特に語り草となっていたもの。鬼面人を嚇すようなことはせず、自然な流れを作ってしっかりと歌を支えるベームの指揮はまさにヴェテランの味。コクのようなものが感じられます。−歌手ではまさにはまり役、ライヴで一層の実力を発揮する軽妙なベリー、瑞々しくキリリとしたマティスが特に素晴らしい。やや悲劇のヒロイン的になるもののグリュンマーも好演。逆に縮緬ヴィヴラートのか細いケート、小さなフレーズにも精巧な感情表現の細工を施す分別臭い F- ディースカウは (私には) 弱点と感じられますが、もちろん日本のクラシック音楽史における偉大なドキュメントであることに変わりありません。
−ブックレットにはモノクロで小さめながら多数の舞台写真が掲載されているのも魅力。またこの招聘は吉田秀和氏による立案だったとのことで、 当CD発売に寄せた吉田氏と 当時のベルリン・ドイツ・オペラ総監督 ゼルナーの言葉が掲載された見開き1枚のリーフレットが附いています。
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