モーツァルト:エジプトの王タモス アーノンクール=KCO 他 (TELDEC)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
「エジプトの王タモス」(英雄劇のための音楽) K.345(336a)
〔1. 太陽よ光の敵なる (cho), 2. 幕間の音楽 I, 3. 幕間の音楽 II, 4. 幕間の音楽 III, 5. 幕間の音楽 IV, 6. すべてに全能なる神よ (cho), 7. 第7曲a − なんじら弱き人の子よ (第7曲) (祭司, cho)〕
■ニコラウス・アーノンクール指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウo コレギウム ヴォカーレ,オランダ室内cho ジャネット・ペリー(S) アンネ- マリー・ミューレ(MS) マリウス・ファン アルテナ(T) ハリー・ファン デア カンプ,トーマス・トマシュケ(Bs)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} TELDEC*8.42702 ZK
発売:84年/録音:1980年/収録時間:42分
△独語詞・英仏訳掲載 △ディスク中心部の刻印=MANUFACTURED BY SANYO JAPAN
△プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-/ 点キズわずかにあり / 外縁部分的にスリキズあり(強め含む)
◇ブックレット:A-/ 軽シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆1980. 11 アムステルダム・コンセルトヘボウにおける録音。(P) ヘルムート・ミューレ、(E) ミヒャエル・ブラマン,マルティン・フーケ。
−フリーメーソンでもあったフォン ゲーブラー男爵の作詞による英雄劇への付随音楽。オペラに分類されることもありますが、3曲の祭司たちと太陽の乙女の合唱と4曲の管弦楽曲+α のみ。当店では[声楽曲]として出品いたしました。−当曲の成立は複雑で、また不明のこともあり、私もよくわかっていないところがあるのですが、大雑把に書きますと、モーツァルトはまずケッヘル第6版で K.173d とされる初稿 (紛失) を作曲、その後 再上演にあたって改訂し、ここで演奏されている K.345 (336a) の形となったようです。第1曲の合唱は音楽学者アインシュタインが「力強い朝の賛歌、太陽への挨拶。これに比肩しうるのはハ短調ミサ曲 K.427 のいくつかの曲など」と絶賛した曲。しかしそれよりも何よりも驚かされずにいられないのは、戦闘場面を思わせる劇的な前奏曲 (第7曲a)、そしてそれに続くバス独唱 (祭司) による厳かで不気味な歌。「ドン ジョヴァンニ」の地獄落ちの場面の騎士長登場の場面を思い出さずにはいられません。
−アーノンクールのバロック奏法を取り入れた劇的効果に富む演奏は鮮烈そのもの。終曲の祭司の歌には身震いを覚えました。知られざる作品の魅力を十二分に楽しませてくれます。
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