モーツァルト:ピアノ協奏曲第23,26番 グルダ(p) アーノンクール=KCO (TELDEC)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] ピアノ協奏曲第26番 K.537
[2] 同 第23番 K.488
■フリードリヒ・グルダ(p) ニコラウス・アーノンクール指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウo
ディスク・データ
CD//海外盤 {DDD} TELDEC*8.42970 ZK
発売:84年/録音:1983年/収録時間:59分
△ディスク=MADE IN W.-GERMANY (ディスク中心部アルミ蒸着タイプ)
コンディション
◇ディスク:B〜B-/ スリキズ部分的にあり(小さな強め含む) / 外縁付近にクモリあり
◇ブックレット:B/ 強いツメ咬み痕あり / シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に変色あり
◇プラケース:B ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1983. 9 アムステルダム・コンセルトヘボウにおける録音。(P) ヘルムート・ミューレ、(E) ミヒャエル・ブラマン。
−チック・コリアを加えた2台ピアノ協奏曲に続く、グルダ, アーノンクール&コンセルトヘボウ管共演でした。ふたりの奇才の競演ですが、グルダは基本的にはしっとりとした優美な演奏。管弦楽の序奏などの部分で通奏低音のような和音を入れたり、[1]第2, 3楽章では洒落たアインガングを挿入したり (第3楽章は2ヶ所)、ちょっとばかり装飾音を入れたり。[1]第1楽章のカデンツァもグルダの作でしょう。そうした彼ならではの創意はあるものの、斬新な響きはアーノンクールに任せて、モーツァルトの美を素直に表現しているよう。一方 嫌いだという人も多いアーノンクールのモーツァルトですが、ここでもコンセルトヘボウによくこんな音を出させたなという感じ。古楽を思わせる短い音価によるリズミックなフレージング、管楽器のノンヴィヴラートの透明な響き、逆にトゥッティでの濁った響き。美しいだけではない、ワイルドな活力と刺激のある管弦楽で、グルダのピアノに雄弁で刺激ある彩りを添えています。
−それにしても気になるのは録音時と思しきジャケット写真。ふたりはどんな話をしていたのでしょう。
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