ハイドン：弦楽四重奏曲集Op20 (太陽四重奏曲)　モザイクQ （E8802・2CD）

　↑ 2つめの画像＝ 紙ケース内部、ブックレット・ポケットの傷み、緑色部分の変色の様子

曲目・演奏者

●ハイドン：
弦楽四重奏曲集 Op.20 (太陽四重奏曲)
〔1. 変ホ長調 Hob. II-:31, Op.20-1 (第38 (28) 番)， 2. ヘ短調 Hob. III-35, Op.20-5 (第35 (23) 番)， 3. イ長調 Hob. III-36, Op.20-6 (第36 (24) 番)　§　4. ハ長調 Hob. III-32, Op.20-2 (第32 (25) 番)， 5. ニ長調 Hob. III-34, Op.20-4 (第34 (27) 番)， 6. ト短調 Hob. III-33, Op.20-3 (第33 (26) 番〕

■モザイクQ〔エーリヒ・ヘーバルト，アンドレア・ビショフ，アニタ・ミッテラー，クリストフ・コワン〕 (古楽器使用)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} ASTRÉE (naïve)＊E 8802 (2枚組)
　発売：00年／録音：1990, 92年／収録時間：68+79分
△ディジパック・タイプ (三ツ折)　△ディスク＝MADE IN AUSTRIA BY DADC

コンディション

◇ディスク：1)A-/ 小スリキズ少しあり，2)A-/ 点キズ部分的にあり(少なめ)
◇ブックレット：B/ 小口側上部角に強い小シワあり, その他シワ少しあり / 内部に細かい波うちあり / 白地部分に軽い変色あり
◇紙ケース：B/ 内部のブックレット・ポケット部分に小傷みあり / 内部緑色部分の変色あり / 表紙両面にスレ線, 線上の薄汚れ等あり, 線キズ少しあり

録音データ・その他

☆[1-3]1992. 3，[4-6]1990. 1 以上ウィーンにおける録音。(D) [1-3]ヘルミュート・ミューレ，[4-6]ミシェル・ベルンシュタイン、(Rec) [1-3]クリスティアン・フェルトゲン，[4-6]マリア&ミシェル・ベルンシュタイン。
−弦楽四重奏曲集 Op.20 は1772年作曲。1774年 パリで出版されましたが、その後 1779年頃 ヨハン・ユリウス・フンメルが曲順を変えて再版。このフンメル版の表紙に太陽の絵が描かれていたことから、｢太陽四重奏曲」の名で呼ばれています。−Op.9、Op.17とともにハイドンの「シュトルム ウント ドラング (疾風怒濤) 期に書かれ、Op.20では2曲が短調で、3曲のフィナーレにフーガが導入されているなど、それまでのハイドンの作品にはない特徴が見られます。またOp.9, 17 では第1vnにウェイトが置かれていたのに対し、Op.20 では4つの声部を同等に扱おうとする強い傾向が見られます。−通し番号は一般的なものとともに、カッコ内に偽作や編曲作品を除いた番号を記しています。
−モザイクQは1985年結成。コンツェントゥス ムジクス・ウィーンの団員によって結成された弦楽四重奏団で、ピリオド楽器のカルテットの代表格でした。当アルバムは1989年から2002年にかけて ASTREE (現 naive) に録音したハイドンの弦楽四重奏曲集 (CD10枚分) より。