ロドリーゴ：アランフェス協奏曲，貴紳協奏曲 他　イエペス(g) アルヘンタ 他 (cond) （230E51002）

曲目・演奏者

●[1] ロドリーゴ：アランフエスの協奏曲
[2]　同 ：ある貴紳のための協奏曲
[3] ヴィヴァルディ：2つのヴァイオリンとリュートのための協奏曲ニ長調 RV.93 (ギター協奏曲用編曲版)
[4] バッハ：シャコンヌ (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より) (ギター用編曲版)

■ナルシソ・イェペス(g)　[1]アタウルフォ・アルヘンタ，[2]ラファエル・フリューベック・デ ブルゴス，[3]オドン・アロンソ (以上 指揮)　[1-3]スペイン国立o

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} K−セブンシーズ＊230E 51002
　発売：89年／定価：2300円／録音：[1,2]1957〜58年頃／収録時間：69分
△ニュー ヴェリー ベスト クラシックス・シリーズ　△ライナーノート：濱田滋郎
△スペイン・コロンビア原盤

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：B+/ ツメ咬み痕あり / シワ部分的にあり / 白地部分に変色あり(軽め) / 裏表紙に汚れわずかにあり
◇プラケース：交換　◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)　◇オビなし

録音データ・その他

☆録音データなし。−名手イェペス (1927- 97)、まだ6弦時代だった若き日の録音 (とはいえ[1]は4回中2回目)。[1]は彼を見出した早世の大指揮者アルヘンタとの共演です。録音年は分かっていませんが (初出は1959. 9)、アルヘンタは1958年1月に亡くなっていますので、最晩年の録音ということになります。[2]はおそらくアルヘンタの急逝を受けて フリューベックにバトンタッチされたのでしょう。この若き日のイェペスの演奏よりもテクニック的にうまい演奏はいくらでもありますが、アルヘンタの作り出す濃厚で強烈なスペイン色と相まって、これほど人間臭く、情緒が濃く、味わい深い演奏は他にないのではないのではないでしょうか。人口に膾炙した[1]の第2楽章のセンティメンタリズムが嫌いだったわたしを、数年前 好きにさせた演奏です。−2002年の2枚組を最後に国内発売はないようです。