ドビュッシー：海，遊戯，殉教，牧神　デュトワ＝OSM （DECCA）

曲目・演奏者

●ドビュッシー：
[1]「海」
[2]「遊戯」
[3]「聖セバスティアンの殉教」(交響的断章)
[4] 牧神の午後への前奏曲

■シャルル・デュトワ指揮 モントリオールso　[4]ティモシー・ハッチンズ(fl)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} DECCA＊430 240-2
　発売：90年／録音：1989年／収録時間：76分
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN W. GERMANY BY PDO

コンディション

◇ディスク：B/ スリキズ少しあり(小さめ・強め含む＊動作確認済) / 全体的に薄クモリあり / 内縁に円周状の線キズあり // レーベル面にスリキズ少しあり(小さめ)
◇ブックレット：B+/ シワ部分的にあり(強め部分含む) / 内部白地部分に変色あり
◇プラケース：B+

録音データ・その他

☆1989. 5, 10 モントリオール・聖ユスターシュ教会における録音。
−デュトワ&モントリオール響のドビュッシー第2作でした。−色彩の繊細さを感じさせるこのコンビならではのエレガントな名演奏。美しい音色と淡い色彩の折り重なりで聞かせ、ドビュッシーが嫌ったという「印象派」という言葉が思い浮かびますが、抽象化への指向があるわけではなく、ダイナミズムの作り方もしっかりしており、現代のスタンダードと言えるのではないでしょうか。音質もよく、[1]終楽章のティンパニとバスドラムが効いています。またこの終楽章、削除されたトランペットとホルンで奏されるファンファーレ風の動機が採用されています。これがあったほうがフィナーレの華やかさが一層感じられ、私は好きです。