シェーンベルク:ピアノ協奏曲 他 内田光子(p) ブーレーズ=Clev (PHILIPS)
曲目・演奏者
●[1] シェーンベルク:ピアノ協奏曲 Op.42
[2] ヴェーベルン:ピアノのための変奏曲 Op.27
[3] シェーンベルク:3つのピアノ曲 Op.11
[4] 同 :6つのピアノ小曲 Op.19
[5] ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1
■内田光子(p) [1]ピエール・ブーレーズ指揮 クリーヴランドo
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} PHILIPS*468 033-2
発売:01年/録音:[3]1998, [1,2,4,5]2000年/収録時間:63分
△ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY UNIVERSAL M&L
コンディション
◇ディスク:B〜B-/ 小スリキズ少しあり / 内縁にスリキズ少しあり / クモリあり // レーベル面中心部にスリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ 裏表紙に強めのシワあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ背表紙の赤色地に色あせあり(片方)
録音データ・その他
☆[1,2,4,5]2000. 4, 5 クリーヴランド・マソニック オーディトリアム,[3]1998. 12 ミュンヘン・ヘルクレスザールにおける録音。(P) ヴィルヘルム・ヘルヴェク、(E) エヴァレット・ポーター 他 2名。
−内田初の新ウィーン楽派作品集。[1]は十二音技法を用いた まさしく “現代音楽的な” 作品ですが、内田、ブーレーズ&クリーヴランドの演奏は、鋭い音で聞き手の感性をいたずらに刺激するような演奏ではなく、精緻でソフトなサウンド。練られており、詩的で、抒情性を感じるほど。一方 短いモルト アレグロ (第2部) ではピアノとオケの緊張感あるかけあい。ドラマ性もあってバランスがよく、この曲がすでに古典作品になったかのような演奏と言えるのではないでしょうか。内田とブーレーズのコンビネーションの絶妙さを感じずにはいられません。−その後のピアノ曲も気楽に聞ける作品ではありませんが、内田は精緻で練られた表現で、音楽の美しさを引き出しています。古典性やロマン性が感じられる[3,5]はもちろんのこと、無味乾燥的になりがちな[2]でもデリケートな弱音、詩的な抒情を聞くことができます。
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