ワーグナー：タンホイザー　ゲルデス＝ODOB： ニルソン(S) ヴィントガッセン(T) 他 （DG・3CD）

曲目・演奏者

●ワーグナー：
「タンホイザー」(ドレスデン版) 全曲

■ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T：タンホイザー)　ビルギット・ニルソン(S：エリーザベト, ヴェーヌス)　ディートリヒ・フィッシャー- ディースカウ(Br：ヴォルフラム)　テオ・アダム(Bs：ヘルマン)　ホルスト・R. ラウベンタール(T：ヴァルター) 他
　オットー・ゲルデス指揮 ベルリン・ドイツ・オペラo　同cho

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} DG＊471 708-2 (3枚組)
　発売：02年／録音：1968, 69年／収録時間：56+70+55分
△トリオ 3CDs シリーズ　△歌詞対訳掲載なし
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY BY UNIVERSAL M&L

コンディション

◇ディスク：1)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む)，2)A-/ 小スリキズ少しあり，3)B+/ スリキズ部分的にあり(長め含む / 小さな強め含む)：1,3)＊動作確認済
◇ブックレット：A- 表紙に軽シワ少しあり
◇プラケース：B+〜B

録音データ・その他

☆1968. 12，1969. 2, 5 ベルリン・イェス・キルスト教会における録音。(P) ハンス・ヴェーバー、(E) ギュンター・ヘルマンス 他。
−ヴィントガッセン&ニルソンという大ワーグナー歌手を揃えた録音。しかもニルソンはエリーザベトとヴェーヌスの二役。録音ならではの試みですが、ヴェーヌスという存在は何なのかを考えさせられます。−指揮は DGの名プロデューサーとして数多くの名録音を制作したことで知られるゲルデス。ケルテスに似た名のプロデューサが指揮もやるとは… とその昔はいぶかしく思ったものですが、ケルン生まれのゲルデス (1920- 89) はアーベントロートなどに指揮を師事し、ヨーロッパ各地の歌劇場でオペラを指揮していた実力派とのことです。1956年 DGのプロデューサーに迎えられ カラヤンなどの録音を制作しましたが、その後 プロデューサーの職を辞し、再び指揮者として活躍しました。1973年には京都市響を振るために来日したとのことです。当録音はそんなゲルデスの代表的録音です。−余談ながら、私にとっては 高校時代 FM放送をカセットテープに録音し 気に入って聞いていた ヴォルフの「ペンテジレア」の指揮者としても懐かしい名前です。