モーツァルト:vn協奏曲全曲 他 ムター(vn, cond) LPO,バシュメット(va) (DG・2CD)

メイン画像:モーツァルト:vn協奏曲全曲 他 ムター(vn, cond) LPO,バシュメット(va) (DG・2CD)ジャケット写真

商品番号:4775925

  • 通常価格:1,300円(内税)
  • 会員価格:1,230円(内税)【5%OFF】

曲目・演奏者

●モーツァルト:
[1] ヴァイオリン協奏曲第2番 K.211 (カデンツァ=フランチェスカッティ)
[2] 同 第1番 K.207 (カデンツァ=ジット)
[3] 同 第5番 K.219 (カデンツァ=ヨアヒム, シュニルリンによる新しい版) §
[4] 同 第4番 K.218 (カデンツァ=ヨアヒム)
[5] 同 第3番 K.216 (カデンツァ=フランコ)
[6] ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 K.364

■アンネ- ゾフィ・ムター(vn, 指揮) ロンドンpo [6]ユーリ・バシュメット(va)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} DG*477 5925 (2枚組)
 発売:05年/録音:2005年/収録時間:69+79分
△スリムケース・タイプ △ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY EDC

コンディション

◇ディスク:2枚)A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり(小さめ・強め含む*動作確認済) / [DISC-1]外縁にも
◇ブックレット:B+〜B/ ジャケ面に強いツメ咬み痕あり(小さな破れ / 内部にも少し影響) / 裏表紙小口側上辺角に小さな折れクセあり(内部に影響) / 裏表紙に線キズ少しあり
◇プラケース:A-〜B+

録音データ・その他

☆2005. 7 ロンドン・アビー ロード第1スタジオにおける録音。(P) ラインヒルト・シュミット,ウルリヒ・フェッテ、(E) U. フェッテ,ギュンター・ヘルマンス。
−DGによるモーツァルト生誕250年記念録音シリーズの1セット。ディジパックケース、ブックレットにはムターの妖艶な写真がふんだんに掲載されています。−6曲ともムターにとって再録音。1978年 カラヤン&BPとの[3,5]はムターのデビュー録音 (DG) でした。その後 1981年 ムーティ&POと[1,4]、1991年 マリナー&ASMFと[2,6] (以上EMI) を録音していました。
−演奏は濃厚で雄弁ですが、単にそれだけではなく、ムターの持てるさまざまなテクニックや表現力を最大限 駆使して、個性的な演奏を聞かせてくれます。肉厚の音、大きめのヴィヴラートをかけた、耽美的とも思える歌い方は一番の特徴と言えるでしょうが、とはいえ緩徐楽章の歌は単に美しく歌いあげるだけではなく、現代音楽に繋がりそうなノンヴィヴラート、グリッサンド、かすれた音などの技法などを使って、さまざまな細かい表情を与えています。例えば第3番の第1楽章展開部。入りでノンヴィヴラートを駆使、その後 テンポをやや落として、いやに暗い表情になったかと思うと、後半の美しいメロディの部分では大きなアゴーギクでロマンティックに歌います。本当に濃厚。第2楽章冒頭の管弦楽も細かいヴィヴラートによる感じ入った歌。オケがムターのヴァイオリンと同じような味を出し、またピタリと付けているのも弾き振りの効果でしょう。14歳のデビュー盤[3,5]で、無垢で素直な少女ぶりを聞かせていた姿とは正反対。その後の山あり谷ありの人生が反映されていることを感じずにはいられません。

−当アルバムには 474 2152 の番号のディジパック仕様もあります。過去2回の入荷はそちらで、スリムケース仕様は初めての入荷ですが、番号が異なっているので驚きました。こちらは後年の発売かもと思って調べてみますと、同じく初出の2005年発売のよう (ディジパックの約2か月後の発売か?)。ヨーロッパ盤とアメリカ盤の違いかとも思いましたが、過去2回のディジパック仕様のディスク中心部の刻印も当アルバムと同じく GERMANY BY EDC でした。ディジパック仕様は2回の入荷分とも透明プラスチックトレイの接着がうまくいっていないという装丁の難がありましたので、このスリムケースは安心です。

商品番号:4775925

  • 通常価格:1,300円(内税)
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