{SACD-HYBR} シュポーア:交響曲第2,8番 他 グリフィス=NDR放送po (CPO)

メイン画像:{SACD-HYBR} シュポーア:交響曲第2,8番 他 グリフィス=NDR放送po (CPO)ジャケット写真

商品番号:777178

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曲目・演奏者

●シュポーア:
[1] 交響曲第2番ニ短調 Op.49
[2] 同 第8番ト長調 Op.137
[3] 演奏会用序曲「深刻な様式で」Op.126

■ハワード・グリフィス指揮 北ドイツ放送po (NDR)

ディスク・データ

HYBR-SACD// 海外盤 {DDD} CPO*777 178-2
 発売:08年/録音:2007年/収録時間:69分
△SACDハイブリッド (CD / SACD STEREO / SACD 5.1ch SURROUND)
△ディスク=MADE IN GERMANY △プラケース=ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク:A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-/ 小シワ少しあり(強め含む) / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A- ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆2006. 2, 2007. 3, 8, 11 NDRランデスフンクハウス・グローサー ゼンデザールにおける録音。(P) ファンク・リップ,リタ・ヘアマイヤー、(E) ビョルン・ブリグスネ。
−ルイ・シュポーア (シュポア) はドイツの作曲家、ヴァイオリニスト、指揮者 (1784- 1859)。本来の名はルートヴィヒ。ヴァイオリニスト、作曲家として若くから注目を集め、1808年にはウィーンでベートーヴェンと知り合い、幽霊トリオの練習に加わったとのこと。また1813年から15年まではウィーンのアン デア ウィーン劇場の指揮者をつとめたため、さらなるベートーヴェンとの交流がありました。その後 ヴァイオリニストとしてヨーロッパを演奏旅行で積極的に回り、フランクフルトの楽長に就任したりもしますが、ドレスデンに定住、同地でヴェーバーの知己を得、カッセルの宮廷楽長の職を得、以後 亡くなるまでの37年間を同地を拠点に過ごしたとのことです。シュポーアの交響曲は10曲ありますが (第10番は未完)、そのうちの8曲が書かれたのがカッセル時代です。
−[1]は1820年作曲。フランクフルトでの職を辞し イギリスに演奏旅行で滞在していたシュポーアが、ロンドン・フィルハーモニー協会から委嘱を受けて作曲した曲。初演は大成功を収めたとのことです。−[2]は1847年作曲。これも同協会に献呈された曲。ともに4楽章からなり、第3楽章にスケルツォを持ちます。2作の作曲時期は27年の開きがあり、作風が変わっているのも聞きもの。[1]は悲劇的な曲調であるものの、終楽章で明るく転じ、いかにも初期ロマン派風を感じさせますが、[2]にはさらなるロマンティックな、幻想的な風味が加わり、作曲技法の深化が聞かれます。第2楽章では不協和音に近づく場面があり、ハッとさせられ、また第3楽章ではずっとヴァイオリン・オブリガートがついてまわるのが新鮮。シュポアが指揮を執りながらヴァイオリンを弾いたのでしょうか。
−当アルバムは2006〜12年で完成した5枚からなるシュポーア交響曲全曲録音の1枚 (第1集)。未完の10番を含めた10曲の交響曲と、管弦楽小品5曲を収録しています。指揮のグリフィスはイギリス出身 (1950- )。ロンドンの王立音楽院で学び、1981年からスイス在住。1996年から2006年までチューリッヒ室内管の音楽監督、2007年からドイツのブランデンブルク州立管の音楽総監督をつとめています。レパートリーが広く、珍しい作品の紹介に熱心なことでも知られています。

商品番号:777178

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