ハイドン：交響曲第86，87番　マリナー＝ASMF （PHILIPS）

曲目・演奏者

●ハイドン：
[1] 交響曲第86番ニ長調
[2]　同　第87番イ長調

■ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー オヴ セイント. マーティン- イン- ザ- フィールズ

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} PHILIPS＊412 888-2
　発売：82年／録音：1981年／収録時間：48分
△ディスク＝MADE IN W. GERMANY BY POLYGRAM (ディスク中心部の刻印なし)，412 888-2 01 *

コンディション

◇ディスク：B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む＊動作確認済) / 内外縁にスリキズあり(強め含む) // レーベル面部分的にスリキズあり
◇ブックレット：B+/ 強いツメ咬み痕あり / シワ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め) / 薄汚れ部分的にあり
◇プラケース：B　◇バック・インレイに小キズ1ヶ所あり / 白地部分に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆1981. 3 ロンドン・セイント ジョンズ教会における録音。−第84番とともに録音されたもの。1975年に第85番、1977年に第82, 83番を録音しており、パリ交響曲集を完成させていました。またマリナーは他にもハイドンの20のあだ名付き交響曲などを録音していました。
−洗練された明るいサウンド、速めのテンポを基調として、リズムよく弾み、トゥッティは力強い。スポーティーとも感じる颯爽とした演奏です。[1]第1楽章は高速テンポをとり、まるで弦楽アンサンブルの超絶技巧のようで 大変印象的。−それにしても[1]は隠れた名曲です。第2楽章、カプリッチョと題されたラールゴは、上昇する単純な音型による変容のような構造を持っていますが、ほの暗い曲想で 奥深さを感じます。明るく気軽な曲を書いたと思われがちなハイドンの作曲技術の高さと円熟があります。マリナーとASMFもこればかりは遅いテンポで神妙に演奏しています。
−もとは1986年 国内CD化盤 32CD-330 であったもので、二ツ折の日本語解説書が附いています (シワ少しあり)。