ベルリオーズ:ファウストの劫罰,伊のハロルド マルケヴィチ=Lam, BP 他 (外DG・2CD)
曲目・演奏者
●ベルリオーズ:
[1]「ファウストの劫罰」(劇的物語) Op.24〔開始から § 第3部第13場から〕
[2]「イタリアのハロルド」Op.16
■イーゴリ・マルケヴィチ指揮 [1]ラムルーo エリザベート・ブラスールcho RTF児童cho リシャール・ヴェロー(T:ファウスト) コンスエロ・ルビオ(S:マルグリート) ミシェル・ルー(Br:メフィストフェレス) ピエール・モレ(Bs:ブランデル)
[2]ベルリンpo ハインツ・キルヒナー(va)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {STE, MONO/ ADD} DG*463 673-2 (2枚組)
発売:02年/録音:[1]1959, [2]55年/収録時間:74+77分
△ジ オリジナルズ・シリーズ △OIBPリマスター △仏語詞・独英訳掲載
△ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY UNIVERSAL M&L
コンディション
◇ディスク:1))A-/ 小スリキズ少しあり,2)A〜A-
◇ブックレット:A-/ 小キズ・小シワ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+〜B ◇バック・インレイに軽い変色あり
録音データ・その他
☆[1]1959. 5 パリ・共済組合ホール,[2]1955. 12 ベルリン・イェス・キリスト教会における録音。[2]はモノーラル。(P) [1]ハンス・リッター,[2]ヴォルフガング・ローゼ、(E) [1]ヴェルナー・ヴォルフ, [2]ギュンター・ヘルマンス,[2]ヴェルナー・グリンメ。
−2曲ともマルケヴィチ唯一の録音。−手兵ラムルーとの[1]はとりわけ強烈な演奏。ベルリオーズが作り上げた異形のスコアを精密にさばき分けるのではなく、混濁や粗さを気にせず、遠慮なしにエネルギーを爆発させながらグイグイと引っ張ります。トランペットの鋭く刺すような響きで始まるハンガリー行進曲も怒涛の演奏です。−合唱を含め歌はやや古さを感じますが、フランスの伝統的なハイ・バリトンで歌われるメフィストフェレスは古さを感じさせません。ただし悪魔らしいすごみがなく、品よく美しい。そのこと自体は私は不満ではありませんが、ファウストと一緒に歌う時 ふたりの声の違いが分かりにくいということが起こっています。−一方ベルリン・フィルとの[2]も素晴らしい。強烈なエネルギーは[1]と同様ながら、[1]よりも緻密。オケの抜群の質の良さが顕著です。ちなみにベルリン・フィルは前年にフルトヴェングラーが亡くなり、カラヤンに引き継がれた年にあたります。
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