{SACD-HYBR} リンコラ:ピアノ協奏曲第1番,マトヴェイェフ:チェロ協奏曲 他 シーグフリードソン(p) レヘト(vc) (外ALBA)
曲目・演奏者
●[1] マトヴェイェフ:「アド アストラ (星へ)」 (2008- 09)
[2] 同 :チェロ協奏曲「交差点」 (ヘヴィ スタイルのファンタジー) (2009)
[3] リンコラ:ピアノ協奏曲第1番「仮面舞踏会」 (2011)
■[2]トゥオマス・レヘト(vc) [3]ヘンリ・ シーグフリードソン(p) [1-3]ディーマ・スロボデニュク指揮 トゥルクpo
ディスク・データ
HYBR-SACD// 海外盤 {DDD} ALBA*ABCD 364
発売:13年/録音:[3]2011, [1,2]12年/収録時間:71分
△SACDハイブリッド (CD / SACD STEREO / SACD 5.0ch SURROUND)
△ディスク=Made in EC
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-/ ジャケ面にツメ咬み痕少しあり 裏表紙背側にシワ少しあり
◇プラケース:A-
録音データ・その他
☆[1,2]2012. 5,[3]2011. 10 トゥルク コンサート ホールにおける録音。(P, E) マルック・ベイヨンスオ。
−ヴィッレ・マトヴェイェフ (1986- ) とユッカ・リンコラ (1955- )。フィンランドの若手とヴェテラン作曲家の協奏曲集です。マトヴェイェフはシベリウス・アカデミーとエスポー音楽学校に学び、作曲家, 指揮者ピアニストとして活躍しています。作曲家としてのマトヴェイェフの名を一躍高めた作品が [1]。フィンランドの画家アクセリ・ガッレン- カッレラの作品「アド アストラ」から受けた強い感情が、復活祭の真夜中のミサの「明るい光」のイメージと結びつき作り上げた「光と星へ向かう旅と復活」の音楽とのことです。ギリシア- ビザンティンの賛美歌「来たりて光を受けよ」に基づく主題が使われており、神秘的 かつ親しみやすい作品 (12'53)。 −[2]のチェロ協奏曲はフィンランド放送響とフィンランド室内管の共同委嘱により作曲されました。フィンランド放送響の首席チェロ奏者で、マトヴェイェフの友人 レヘトの提案によってチェロ協奏曲を作曲することになったとのことです。チェロと管弦楽の扱い方は伝統的な協奏曲のそれと言っていいでしょう。メランコリックで英雄的なメロディを主題としており、歌わせ方にはポップス的な要素を取り入れています。また管弦楽の扱い方にはシベリウスを思わせるものがあり、故国の偉大な先輩を意識したことが伺えます。1楽章形式ですが、大部分を占めるメランコリックで英雄的な主部の後、カデンツァ風部分を含む緩徐的部分があり、そのまま静かに曲を閉じます (15'19)。
−ユッカ・リンコラはジャズ・ピアニストからキャリアをスタートさせ、管弦楽曲, 合唱曲, オペラ, ジャズ作品と幅広いジャンルの作品を発表しています。[3]ピアノ協奏曲第1番はトゥルク・フィルの委嘱作。「城の夕べ」 「ヴォードヴィルと悲しい道化」 「河の鏡」 「老船乗りと踊るマリオネット」 「舞踏会」の5楽章からなり、14'01+ 8'22+ 5'38+ 10'39+ 3'29 で計42分。リンコラが手がけた4つのオペラとふたつのミュージカルの音楽が反映しているとのことです。
−シーグフリードソン (1974- ) は現在 世界的に活躍しているフィンランドのピアニスト。ケルン音大でパヴェル・ギリロフ、ワイマールでラザーリ・ベルマンに師事しました。−一方 フィンランド南西部、バルト海に面しているトゥルク市のトゥルク・フィルを指揮するスロボデニュクはモスクワ生まれ (1975- )。幼いころからヴァイオリンを学び、17歳でフィンランドに移住。その後 指揮の勉強を始め、シベリウス音楽院でヨルマ・パヌラ、レイフ・セーゲルスタムらに師事しました。−オケ・メンバー表掲載。
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