マルティヌー:交響曲第1,2番 Nヤルヴィ=バンベルクso (BIS362)
曲目・演奏者
●マルティヌー:
[1] 交響曲第1番 (1942)
[2] 同 第2番 (1943)
■ネーメ・ヤルヴィ指揮 バンベルクso
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} BIS*CD-362
発売:87年/録音:1987年/収録時間:61分
△ディスク=Made in England by DISCTEC △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-/ 内部に細かい波うちあり 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+〜B
録音データ・その他
☆1987. 5 バンベルク・ドミニカネルバウにおける録音。(P) ローベルト・フォン バール、(E) ジークベルト・エルンスト。
−チェコ音楽の伝統を継承しながら、フランス六人組やストラヴィンスキーの影響を取り入れたマルティヌー。交響曲は6曲残しており、第1番から第5番までは1942年から46年までの毎年1曲ずつ作曲されました。第1番、第2番ともに4楽章からなります。−[1]はクーセヴィツキー音楽財団の依頼により作曲。1942年 クーセヴィツキー指揮ボストン響によって初演されました。夢幻的な音響の中、上昇する音型が「ディエス イレ」を思わせる第1楽章が大変魅力的。リズム感よく、カッコいいスケルツォという感じの第2楽章: アレグロ。弦楽を中心に悲痛な歌を歌う第3楽章: ラールゴ。そして終楽章は第1楽章の上昇音型も現れるなど 様々な表情を見せながら賑やかなクライマックスを築きあげます。
−[2]はクリーヴランド在住のチェコ人の委嘱で作曲。そのチェコ人に捧げられました。初演はチェコスロヴァキア共和国独立25周年に当たる1943年10月、エーリヒ・ラインスドルフ指揮クリーヴランド管。ピアノを含む大編成の作品ですが、小グループに分割された楽器群が交互に表れる室内楽的な構成で、長さは[1]よりもややコンパクト。第1楽章は3拍子のいかにもマルティヌーらしいふわふわとした幻想的な雰囲気。第2楽章: アンダンテ モデラートはモラビア民謡を思わせもする抒情的な楽章ですが、後半2楽章は快活でコミカル。第3楽章はプロコフィエフを思わせもする行進曲風。終楽章はスケルツォ風で、ウェスタンを思わせる感じもあります。
−余談ながら、[1]は若き日に聞いて気に入っていたものの、その後 交響曲第何番だったか忘れてしまい、長い間 謎となっていたもの。まさか第1番であったとは思いもよらず、再会したのは10年以上経った時でした。
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