シューマン，シェーンベルク：ピアノ協奏曲　ポリーニ(p) アバド＝BP （外DG）

曲目・演奏者

●[1] シューマン：ピアノ協奏曲 Op.54
[2] シェーンベルク：ピアノ協奏曲 Op.42

■マウリツィオ・ポッリーニ(p)　クラウディオ・アッバード指揮 ベルリンpo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} DG＊427 771-2
　発売：90年／録音：[2]1988, [1]89年／収録時間：51分
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN W. GERMANY BY PDO　△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：A-/ 細かいスリキズ少しあり
◇ブックレット：A-〜B+/ シワ少しあり 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：B+　◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆[1]1989. 9，[2]1988. 9 以上ベルリン・フィルハーモニーにおける録音。(P) [1]クリストファー・オールダー，[2]ギュンター・プレースト、(E) ギュンター・ヘルマンス。
−異色のカップリングですが、歯切れのよい強靭な音を駆使した力強いドラマティシズム、一方で 透明感ある叙情性も表現しており、[1]では現代のスタンダードともいうべき見事な演奏を聞かせてくれます。また美しく雄弁なオケも大変 魅力的。[2]ではよく整理されたテクスチュアでありながら雄弁なオケが一層 印象的。ポッリーニとともにスリリングで息詰まるような音楽を作り上げており、平易ではないこの曲を初めて聞くのにオススメしたい親しみやすい演奏となっています。この意外な2曲のカップリングというのは、ロマン派の流れとしてのシェーンベルクという意味があるのでしょうか。−なお[2]の第2部 (TRACK5) のタイム表示が 7'31 と記載されていますが、実際は 2'31 で、トータルタイムも5分多く書かれています。