グラナドス:スペイン舞曲集,詩的なワルツ集 ラローチャ(p) (外RCA)
曲目・演奏者
●グラナドス:
[1] スペイン舞曲集 Op.37
〔1. メヌエット,2. オリエンタル,3. サラバンド (以上 第1集) 4. ビリャネスカ,5. アンダルーサ (プライェーラ),6. ホタ (ロンダーリャ アラゴネーサ) (以上 第2集) 7. バレンシアーナ,8. アストゥリアーナ,9. マズルカ (以上 第3集) 10. ダンサ トリステ,11. サンプラ,12. アラベスカ (以上 第4集)〕
[2] 詩的なワルツ集
■アリシア・デ ラローチャ(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} RCA*09026 68184 2
発売:95年/録音:1994年/収録時間:68分
△ディスク=Made in the EC
コンディション
◇ディスク:B+〜B/ スリキズ部分的にあり(横方向, 小さめの強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-/ 小シワ少しあり 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+〜B
録音データ・その他
☆1994. 3 NY アメリカ文芸アカデミーにおける録音。(P) デイヴィッド・フロスト、(E) ロブ・ラプレイ。
−デ ラローチャにとって [1]3回目、[2]2回目の録音。−ラローチャが晩年に録音したRCAへの録音の1枚。グラナドスは「ゴイェスカス」他、「ロマンティックな情景」他の計3枚を残しました。−[1]は第5曲: アンダルーサを筆頭にギター編曲でおなじみのスペイン情緒たっぷりの楽しい舞曲集。グラナドスの孫弟子であるラローチャは、他のスペインの作曲家にも増してグラナドスの普及に努めましたが、この70歳時の録音は、気負いやケレン味は感じられず、もう血肉となった音楽を自然体で演奏しているという感じ。詩情豊かで、リズム感、アゴーギクは冴えてはいるものの鋭くなく、大家の余裕。そして大らかなスケール感。ふとアルトゥール・ルービンシュタイン晩年のショパンを思い出しました。−[2]は1〜2分程度の9つの小品集。全曲続けて演奏され、演奏時間は約14分。スペイン情緒はなく ロマンティックで、序奏に続く第1曲: メロディアスなワルツの可愛らしさは特に印象的で、終曲のワルツで回帰します。7つめのワルツが「蝶のワルツ」であることもあり、シューマンの「蝶々」を思い出させますが、手本にしたのでしょうか。[1]のようなグラナドスならではの名品とは言えませんが、魅力曲であることに間違いはありません。
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