バッハ：ゴルトベルク変奏曲　グールド(p) /81年 （CBS＊MK37779）

曲目・演奏者

●バッハ：
ゴルトベルク変奏曲 BWV.988

■グレン・グールド(p)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} CBS＊MK 37779
　発売：82年／録音：1981年／収録時間：51分
△ジャケットは1枚の紙を四ツ折にしたもの　△ディスク＝MANUFACTURED IN USA
△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め＊動作確認済) / 外縁に小スリキズ少しあり
◇ブックレット：A-/ 小シワ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：A-〜B+　◇バック・インレイ上部に破れあり(約0.8cm) / 白色部分に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆1981. 4〜5 NY 30丁目スタジオにおける録音。(P) G. グールド，サミュエル・H. カーター、(E) スタン・トンケル 他3名掲載。
−デビュー盤はゴルトベルクで、最後もゴルトベルクとなったグールド (その後 シュトラウス：ソナタと オケ指揮のワーグナー：ジークフリート牧歌の録音あり)。才気迸る1955年デビュー盤と、深みが加わった1981年、最後の録音の聞き比べには興味が尽きないところですが、この81年盤も決して枯れた演奏ではなく、タッチは美しく明快、かつ強靭で、ダイナミクスの差は大きく、各変奏の描き分けも鮮やか。鼻歌も絶好調。とはいえ全体的に遅く思索的になっており、特に静かに弾かれる最後のアリアは いつ聞いても胸がいっぱいになってしまいます。
−当盤は海外初出盤。ジャケットはCBSの初期CDの特徴である 1枚の紙を四ツ折にしたもの。裏面に解説が掲載されています。一方 同じ MK37779 でも 後年は各変奏ごとにトラックが付けられましたが、当盤は初期プレスで、トラックが切られていません。ディスク中心部の鏡状の輪っか部分に、マトリックス番号 DIDC 050035 のあとに “5” がありますが、おそらく5回目のプレス分ということでしょう。