▽ロッシーニ:湖上の美人 ポリーニ=COE; リッチャレッリ(S) 他 (72DC536・2CD)
↑ ふたつめの画像はプラケース裏面 (バック・インレイ)
曲目・演奏者
●ロッシーニ:
「湖上の美人」全曲
■カーティア・リッチャレッリ(S:エレナ) ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ(MS:マルコム) ダルマシオ・ゴンザレス(T:ウベルト) ダーノ・ラッファンティ(T:ロドリーゴ) サミュエル・レイミー(Bs:ダグラス) 他
マウリツィオ・ポッリーニ指揮 ヨーロッパ室内o プラハ・フィルハーモニーcho
ディスク・データ
CD// 国内盤 {DDD} CS−CBSソニー*72DC 536〜7 (2枚組)
発売:85年/定価:7200円/録音:1983年/収録時間:66+71分
△紙箱付き (厚さ3.1センチ) △大判ブックレット付き(96ページ) △歌詞対訳掲載 △オビは箱型
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 小スリキズ少しあり / 外縁部分的に細かいスリキズあり,2)B/ 横方向強いスリキズ1本あり(動作確認済)
◇ブックレット:B+〜B/ 表紙真ん中付近に縦直線状のシワあり, その他シワ部分的にあり(強め含む) / 表紙両面に薄汚れあり / 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇紙箱:B+/ 線キズ部分的にあり(少なめ) / 角の小傷み少しあり / 薄汚れ少しあり
◇箱型オビ:B〜B-/ 角ミシン目で裂け少しあり / 強いシワあり(背表紙下部, 上部にも少し) / 小ハゲ少しあり
録音データ・その他
※当商品は厚さの関係でレターパクプラス、あるいは ゆうパックでの発送となります。
☆1983. 8. 19〜31 ペーザロ音楽院 ペドロッティ ホールにおけるライヴ録音。(P) デイヴィッド・モットリー、(E) プリニオ・チェーザ。
−「湖上の美人」は イギリスのW. スコットの叙事詩を題材にしたオペラ・セリアで、16世紀のスコットランドを舞台に ジェイムズ5世、カトリン湖上の小島に住むエレン、そのエレンをめぐって恋のさや当てをする勇士らによる 恋と武勇の物語です。−C. スリム校訂、ペーザロ・ロッシーニ財団クリティカル・エディションによる。−あのポッリーニが指揮!?、しかもロッシーニの知られざるオペラ!? という発売当時の驚きは今でも変わらず、いまだに彼の指揮姿の写真1枚すら見たことがなく、またモーツァルトの弾き振りを除いて オケ作品でも指揮を執ったという噂を聞いたことがない者にとっては、本当にこれはポッリーニの指揮なのか?と疑ってしまうのですが、確かに1983年 ペーザロ・ロッシーニ音楽祭で、彼はこのオペラの復活蘇演の指揮を執ったようです。−ポッリーニは小編成のオケを使って、きびきびとしたダイナミックな演奏ぶりを披露。それは彼のピアノ演奏にも通ずるところですが、単にそれだけでなく 充分余裕があって、歌の聞かせどところのツボを心得ている様子。見事です。このオペラの復活蘇演に携わることとなったきっかけや 指揮の練習のことなど 最も知りたい部分だと思うのですが、国内盤のライナーノーツのアメリカのロッシーニ研究家ゴセット氏、あるいは黒田恭一氏の解説にはまったくその点 触れられていませんでした。−歌手もヴァレンティーニ・テッラーニ以下 素晴らしい布陣。特に当時新進だったふたりテノールの共演! ロッシーニ・テノールとして注目されていたゴンザレスが、線の細いリリコ レッジェーロながら、ウベルトの複雑至難な高音とテクニックを見事に表現。一方のラッファンティはもう少しロブストな声で、しかも高音もスゴイ。ラッファンティはロッシーニ以外のレパートリーも広かったのですが、その後 当時想像したような活躍にならなかったのは残念な気がします。このふたりのテノールが声を競い合う第2幕第2場 ([DISC-2]トラック8) は当アルバムの聞きごころのひとつです。
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