ミルシテイン(vn) 最後のリサイタル (ベートーヴェン: ソナタ第9番 他) /86年L (TELDEC)
曲目・演奏者
●[1] ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 Op.47
[2] バッハ:シャコンヌ (無伴奏パルティータ第2番 BWV.1004より)
[3] ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.1-3
[4] バッハ:アレグロ アッサイ (無伴奏ソナタ第3番 BWV.1005より)
[5] サラサーテ:序奏とタランテラ Op.43
[6] プロコフィエフ (ミルシテイン編):「年老いた祖母の物語」Op.31 より 第2曲,第3曲
[7] チャイコフスキー ( 同 編):マリアのアリア (「マゼッパ」 より)
[8] パガニーニ:カプリッチョ第13番 (24のカプリッチョ Op.1より)
[9] リスト (ミルシテイン編):コンソレーション第3番変ニ長調
■ナタン・ミルシテイン(vn) [1,3,5-7,9]ジョルジュ・プリュデルマシェール(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} TELDEC*4509-95998-2
発売:94年/録音:1986年LIVE/収録時間:69分
△ディスク=Made in Germany
コンディション
◇ディスク:B-/ スリキズ部分的にあり(横方向 / 強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:B+〜B/ シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイシワ部分的にあり, 白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆1986. 6. 17 ストックホルム・ベルワルド・ホールにおけるライヴ録音。(P) ステン・アンデルション、(E) オレ・ボランデル。
−オデッサ出身、10代の頃から演奏活動をおこなっていた名手ミルシテイン (1904- 92) 最後のリサイタル。当時82歳。なんでもリサイタル前日に指の不調に見舞われ、その晩は指使いを大幅に変更して演奏し、録音当日もさらなる変更をおこなって練習していたとのこと。演奏はもちろん若い頃と変わらないというわけにはいきませんが、指を傷めた82歳の演奏とは到底思えない、素晴らしい演奏です。速いパッセージでのテクニックも見事で、昔よりも遅めて演奏するということがない様子。とりわけ[2]は圧巻! ここでは何かが憑依して若返ったかのようで、[1]で聞かれたテクニックの甘さが消え、ものすごい集中力を発揮し、聞き手を圧倒します。最後までストイックで (あくまでイメージですが) 男らしいヴァイオリニストでした。それとプリュデルマシェール (プルーデルマッハー) の素晴らしさも書いておかないといけません。才気迸る演奏です。最後の[9]でも甘さのない、白熱ある演奏をふたりで作り上げています。−なお拍手は収められていません。
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