モーツァルト:フィガロの結婚 アーノンクール=WP; ネトレプコ(S) 他 /L (DG・3CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
「フィガロの結婚」K.492 全曲
■イルデブランド・ダンカンジェロ(Bs:フィガロ) アンナ・ネトレプコ(S:スザンナ) ボー・スコウフス(Br:伯爵) ドロテア・レシュマン(S:伯爵夫人) クリスティーネ・シェーファー(MS:ケルビーノ) マリー・マクローリン(S:マルチェッリーナ) フランツ- ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs:バルトロ) エーファ・リーバウ(S:バルバリーナ) 他
ニコラウス・アーノンクール指揮 ウィーンpo ウィーン国立歌劇場cho シュテファン・ゴットフリート(cemb) フランツ・バルトロメイ(vc)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} DG*477 6558 (3枚組)
発売:07年/録音:2006年LIVE/収録時間:50+64+75分
△伊語詞・仏英訳掲載 △ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY EDC
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 点キズわずかにあり,2)A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり,3)A-〜B+/ スリキズ少しあり(縦直線状 / 強め), 点キズ少しあり*動作確認済
◇ブックレット:A-〜B+/ 表紙両面部分的にシワあり(表紙背側下部に強いシワあり)
◇プラケース:B+〜B
録音データ・その他
☆2007. 7, 8 ザルツブルク劇場におけるライヴ録音。(P) フリーデマン・エンゲルブレヒト、(E) ミヒャエル・ブラマン 他 2名。
−アーノンクールは「フィガロ」を1993年 コンセルトヘボウとセッション録音しており、これは2回目。今回はウィーン・フィルとのザルツブルク音楽祭ライヴ。DVDでも発売されましたが、同時期のものです。−テンポの遅く重厚、ものものしい序曲に驚かされますが、クレンペラーの1970年 EMI録音を思い出した方も少なくないでしょう。幕が上がっても歌手たちは念入りな表情が施されたオケ伴奏にのって言葉を大事にする歌唱を披露します。軽妙な流れではなく、むしろそれを廃して、意外なテンポの選択、あるいは大きなテンポ変化や、時に大胆なパウゼを駆使して登場人物の感情の表出をおこなっています。レチタティーヴォも早口でまくしたてるのではなく、台詞であることを意識したもので、たっぷりとした間を入れながら感情を表現しています。それにはチェンバロだけではなく、チェロも使うのが当然というところでしょう。チェロによるキャラクターの感情の補助も聞きものです。一言で言えば、絵空事前提、ロココ風の軽妙なオペラではなく、モーツァルトが込めたドラマを最大限に引き出そうとした演奏でしょう。
−歌手も好演。当時注目の若手だったネトレプコ登場ということで、この公演は「ネトレプコ・ショー」などと言われ、盛り上がっていたようですが、全体的にアーノンクールのそうした表現にふさわしい歌手が選ばれており、また皆 独特のテンポ設定などの意図を充分に理解し、歌うことに成功していると言えるでしょう。ネトレプコも “スープレッド” などの紋切り型の歌ではありません。ただ第2幕の3人の女声 (伯爵夫人, スザンナ, ケルビーノ) の場面で 3人の声の区別がつきにくいのは、逆にタイプが明確に異なる歌唱ではないという弊害なのかもしれません。映像での鑑賞であれば気にならないことかもしれませんが。
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