モーツァルト:ピアノ協奏曲第19,27番 他 ハスキル(p) フリッチャイ=BP 他 (DG)

メイン画像:モーツァルト:ピアノ協奏曲第19,27番 他 ハスキル(p) フリッチャイ=BP 他 (DG)ジャケット写真

商品番号:449722

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曲目・演奏者

●モーツァルト:
[1] ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
[2] 同 第27番 変ロ長調 K.595
[3] ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調 K.280(189e)

■クララ・ハスキル(p) フェレンツ・フリッチャイ指揮 [1]ベルリンpo [2]バイエルン国立o

ディスク・データ

CD// 海外盤 {MONO, STE/ ADD} DG*449 722-2
 発売:96年/録音:[1]1955, [2]57, [3]60年/収録時間:70分
△オリジナルズ シリーズ △OIBPリマスター
△ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY PMDC

コンディション

◇ディスク:A〜A-/ 点キズわずかにあり
◇ブックレット:B+/ 小口側下辺にツメ咬み痕あり(強め) / 軽シワ少しあり
◇プラケース:B+

録音データ・その他

☆[1]1955. 9 ベルリン・イェス・キリスト教会,[2]1957. 5 ミュンヘン・ヘルクレスザール,[3]1960. 5 ルツェルン・ルカ教会における録音。(P) [1]W. ローゼ,[2]O. ゲルデス,[3]H. ヴェーバー、(E) [1]H. バウディス,[2]A. シュタインケ,[3]W- A. ヴェトラー。
−[1,2]はモノーラル。[1]は1950年に続く2回目の録音ですが、[1,2]にはライヴ録音の発売がありました。−演奏は素晴らしい。私は15年前くらいになりましょうか、当時やっていたブログで、ハスキルのとあるモーツァルト演奏の感想として、観客・聞き手への演奏というよりも、ハスキル自身とモーツァルトとの交信を思わせると書いたのですが、この演奏を聞きますと、当時感じた内向的な暗さとは全くの別物。タッチは粒立ちがよく 音は明快そのもの。そこに天衣無縫を思わせる純粋な美が宿っているよう。テクニックも充実していて速いパッセージも滑るようで完璧。両端楽章ではリズム弾み、快活な愉悦がある。第2楽章も細やかながら軽やかで、繊細になりすぎず、音に込められたものをしっかりと語っている。[2]の第2楽章ではそこはかとなく漂う諦観・寂寞感を表現していますが、終楽章は快活です。これこそ私の理想的とするモーツァルトと感じました。(イメージ大逆転、エライコッチャ…。) −[1]第1楽章の冒頭など、オケがレガート重視であることに違和感を感じる部分もありますが、そうした昔の様式を突き破ってくるハスキルのピアノがいかにすごいかということにもなりましょう。

商品番号:449722

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