カルテリエーリ:クラリネット協奏曲第1,3番 他 クレッカー(cl) プラハ室内o (MDG)
曲目・演奏者
●カルテリエーリ:
[1] クラリネット協奏曲第1番 変ロ長調
[2] アダージョ パストラーレ
[3] クラリネット協奏曲第3番 変ホ長調
■ディーター・クレッカー(cl) プラハ室内o
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} MDG*301 0527-2
発売:96年/録音:1995年/収録時間:56分
△ディスク=MADE IN GERMANY / SONOPRESS刻印あり
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり / 内縁にスリキズ少しあり // レーベル面中心部にスリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ 小口側下部にツメ咬み痕あり(強め) / シワ部分的にあり(小さめ / 強め含む)
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆1995. 4 録音。(RS) ヴェルナー・ダブリングハウス,レイムンド・グリム。
−アントニオ・カジミール・カルテリエーリはオーストリアの作曲家, ヴァイオリニスト (1772- 1807) 。ダンツィヒ生まれ。父はイタリア人で母はラトビア人。両親ともにオペラ歌手で、幼い頃からの音楽教育を受けました。 13歳の時に両親は離婚。カルテリエーリは母とともにベルリンに移住し、作曲を学びました。1791年 18歳の時にポーランドのミハウ・カジミェシュ・オギンスキ伯爵の宮廷作曲家 兼 音楽監督となり、伯爵の庇護のもと音楽活動を展開するとともに、ウィーンで音楽理論と作曲のさらなる研究を続けました。1796年 カルテリエーリはヨーゼフ・フランツ・マクシミリアン・フォン ロブコヴィッツ王子 (1772- 1817) のカペルマイスターとして雇われ、11年後、34歳で亡くなるまでつとめました。短い生涯ながら交響曲、協奏曲、室内楽、オペラ、宗教声楽曲など、幅広いジャンルの作品を残したようですが、現在ではほとんど忘れられています。−2曲の協奏曲は超絶技巧がちりばめられた華麗な曲。特に[1]第3楽章のロンド コン ヴァリアツィオーニはスゴイ。しかし協奏曲の間に挟まれている小曲[2]も佳作。ただし「田園風」と聞いて想像する曲想ではなく、夜の恐ろしさを表したような静かで幻想的な曲です。−古典派時代の忘れ去られたクラリネット作品の発掘に尽力してきたクレッカーならではの録音ですが、難しいパッセージをこともなげにスイスイと美しく吹くことには驚かされます。
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