ワーグナー 序曲・前奏曲集 (第2集) ベーム=WP (DG*413733)

メイン画像:ワーグナー 序曲・前奏曲集 (第2集) ベーム=WP (DG*413733)ジャケット写真

商品番号:413733

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曲目・演奏者

●ワーグナー:
[1]「さまよえるオランダ人」序曲
[2,3]「ローエングリン」より 第1幕への前奏曲,第3幕への前奏曲
[4,5]「トリスタンとイゾルデ」より 第1幕への前奏曲,イゾルデの愛の死

■カール・ベーム指揮 ウィーンpo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} DG*413 733-2
 発売:--年/録音:1980年/収録時間:45分
△ディスク=Made in W-Germany by PolyGram (ディスク中心部の刻印なし),413 733-2 01 #
△バック・インレイ背表紙 上部のみ黄色 (他の部分白色) タイプ △プラケース=ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク:A-〜B+/ 点キズ少しあり / 内縁にスリキズ少しあり / 外縁に小スリキズ少しあり // レーベル面に小スリキズ少しあり, 点キズ部分的にあり
◇ブックレット:A-/ 内部に細かい波うちあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆1980, 3, 6 ウィーン・ムジークフェラインザールにおける録音。(P, E) ヴェルナー・マイヤー、(E) ギュンター・ヘルマンス。
−1978, 79年録音の第1集に続く ベーム&WPによるワーグナー管弦楽曲集第2集でした。ベーム壮年期のライヴによるワーグナーの全曲録音に聞かれるような、速いテンポによる劇的な緊張感はなく、逆に遅いテンポ。しかし音楽は全く弛緩しておらず活きており、小細工を弄さない率直なアプローチによるスケール大きな演奏が聞かれます。ドラマ性の代わりに澄んだ境地が聞かれるのが独特。このベーム晩年らしさが魅力的な演奏には、当時のウィーン・フィルの (特に弦楽の) 艶、しなやさ、フォルテの強さだけではない豊かさが大きいことは間違いがないですが、加えてウィーン・フィルのベームへの尊敬と信頼も大きいのではないでしょうか。最後のご奉公をという気持ちで最大限に神経を集中し、ベームのもう自由ではない棒捌きの意図をくみ取り、演奏したのはないかと感じます。第2集最後の「トリスタン」など官能性とはまた異なりますが、呼吸の深く長いフレージングが素晴らしい。「愛の死」はベームの今生との別れを思わせます。

商品番号:413733

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