▽ワーグナー：さまよえるオランダ人　クレンペラー＝PO；アダム(Bs) シリア(S) 他 （CDS555179・3CD）

曲目・演奏者

●ワーグナー：
｢さまよえるオランダ人｣全曲

■テオ・アダム(Bs：オランダ人)　アニア・シリア(S：ゼンタ)　マルッティ・タルヴェラ(Bs：ダーランド)　エルンスト・コツーブ(T：エリック)　ゲアハルト・ウンガー(T：舵手)　アンネリース・ブルマイスター(A：マリー)
　オットー・クレンペラー指揮 ニュー フィルハーモニアo　BBCcho

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI＊CDS 5 55179 2 (3枚組)
　発売：94年／録音：1968年／収録時間：57+64+31分
△紙箱付き(▽厚さ3.1センチ)　△大判ブックレット付き(115ページ)　△独語詞・仏英訳掲載
△ディスク＝Made in Holland

コンディション

◇ディスク：1)A〜A-/ 点キズ少しあり，2)A〜A-/ 内縁にスリキズ少しあり，3)A-/ 点キズわずかにあり / 外縁にスリキズあり(ほとんど小さい)
◇ブックレット：A-〜B+/ シワ少しあり / 裏表紙に細かい薄ハゲ, 薄汚れ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：B+　◇紙箱：A-// ディスク取り出し口とその付近のみビニールが切られている状態

録音データ・その他

☆1968. 2〜3 ロンドン・アビー ロード スタジオにおける録音。(P) ピーター・アンドリー、(E) アレン・スタッグ，ロバート・グーチ。
−クレンペラーの太く重く 筆圧の高い音。聞き手に媚びることのない、むき出しを思わせるギスギスした音で、このオペラの不気味で陰鬱なドラマを仮借なく、いささか不器用に、描いています。またアダム、シリアの主役ふたりの若く、力強い歌が最高！ ふたりの名唱もあって クレンペラーの残したオペラのセッション録音で最も優れたものと言えるのではないでしょうか。有名な水夫の合唱も まさしく地響き轟くようなドデカイ音楽。この小さな陽気な音楽にも圧倒されてしまいます。−ただし最後は救済なし (序曲も同様)。従来は初稿ドレスデン版とされていましたが、どうやらクレンペラーの改変であったようです。

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