カヴァフィアン姉妹(vn, va) / モーツァルト, モシュコフスキ, サラサーテ (NONESUCH)
曲目・演奏者
●[1] モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 変ロ長調 K.424
[2] モシュコフスキ:2つのヴァイオリンとピアノのための組曲ト短調 Op.71 (4曲)
[3] サラサーテ:2つのヴァイオリンとピアノのためのナバラ Op.33
■アニ・カヴァフィアン(vn) アイダ・カヴァフィアン([1]va, [2,3]vn) [2,3]ジョナサン・フェルドマン(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} NONESUCH*79117-2
発売:86年/録音:1985年/収録時間:46分
△ブックレットは見開き1枚 △ディスク=MADE IN USA BY WEA
コンディション
◇ディスク:A
◇ブックレット:B〜B-/ 強いシワあり
◇プラケース:A-〜B+
録音データ・その他
☆1985. 4 NY・アメリカ アカデミー・文芸協会における録音。(P, E) マックス・ウィルコックス。
−アメリカのカヴァフィアン姉妹によるデュオ。[1]ではアイダがヴィオラをつとめ、[2,3]はふたりともヴァイオリンで、[2]はアニが、[3]はアイダがファーストをとっています。−姉アニ (なんだかややこしい…) は1948年、妹アイダは1952年生まれ。トルコ・イスタンブール生まれで、両親はアルメニア人。1956年 アメリカ・デトロイトへ移住し、ふたりとも幼少からヴァイオリンを始めました。アニは1966年からジュリアード音楽院でイヴァン・ガラミアン、サリー・トーマスに師事。1969年にカーネギー ホールでデビューしました。一方 妹アイダは1969年からジュリアード音楽院でオスカー・シュムスキー、イヴァン・ガラミアンに師事。1973年 リスボンで開催されたヴィアナ・ダ・モッタ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝して注目を集めました。ピーター・ゼルキン率いる “タッシ” への参加、1980年代にはチック・コリアとの共演、1990年代はボザール・トリオに加わり、1998年には自身のグループ “オーパス・ワン” を結成 を結成して、個性的な音楽祭を創設するなど、精力的な音楽活動を展開しています。<
−[1]でしっとりと抒情を紡ぐ姉妹ですが、[2]では一転 人が変わったように感情を爆発させます。ピアノもなかなか雄弁。もちろん曲の性格があってのことで、[2]でも抒情部分ではしっとり弾いていますが、両端楽章でのピアノを含めた目の覚めるようなエネルギッシュな表現が見事です。[3]の超絶技巧はまずまずながら、フォルテのコーダはやはり力強く、演奏後 大きく笑って抱き合うふたりが目に浮かぶようです。
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