モーツァルト:ピアノ・ソナタ準全曲, 変奏曲, 小品集 クラウス(p) (WCA1001・5CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] パイジェッロの「主に幸いあれ」(「哲学者気取り」 より) による6つの変奏曲 K.398 (416e)
[2] ピアノ・ソナタ第10番 K.330 (300h)
[3] 同 第4番 K.282 (189g)
[4] 同 第5番 K.283 (189h)
[5] アレグロ ト短調 K.312 (590d)
[6] フランスの歌「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲 K.353 (300f) §
[7] ピアノ・ソナタ第13番 K.333 (315c)
[8] 同 第15 (16) 番 K.545
[9] 幻想曲ハ短調 K.396
[10] サルティの「子羊のように」(「ふたりが争えば3人目が得をする」 より) による8つの変奏曲 K.460 (454a)
[11] 幻想曲ハ短調 K.475, [12] ロンド イ短調 K. 511 §
[13] ピアノ・ソナタ第12番 K.332 (300k)
[14] 同 第15 (18) 番 K.576
[15] 同 第14番 K.457
[16] 同 第6番K.284 (205b) §
[17] アダージョ ロ短調 K.540
[18] ピアノ・ソナタ第7番 K.309 (284b)
[19] 小さなジグ ト長調 K.574, [20] メヌエット ニ長調 K.385
[21] ピアノ・ソナタ第8 (9) 番 K.310 (300d)
[22] 同 第3番 K.281 (189f)
[23] 同 第9 (8) 番 K.311 (284c) §
[24] 同 第11番 K.331 (300i) (トルコ行進曲付き)
[25] 幻想曲ニ短調 K.397
[26] ピアノ ・ソナタ第1番 K.279 (189d)
[27] 同 第2番 K.280 (189e)
[28] 同 第18 (17) 番 K.570
■リリー・クラウス(p)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {MONO/ ADD} ウェーヴ−エンジェル*WCA-1001〜5 (5枚組)
発売:90年/定価:10000円/録音:1956年/収録時間:75+76+73+78+75分
△紙ケース仕様 (厚さ1.7センチ) / 不織布ディスクケース △ライナーノート:宇野功芳
コンディション
◇ディスク:1,3)A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ),2)A-/ 小スリキズ少しあり(強め),4)A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ / 強め*動作確認済),5)A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-/ 裏表紙に細かい汚れ少しあり / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇紙ケース:B+/ 線キズ部分的にあり / スレ部分的にあり / 裏表紙, 内部白地部分に変色あり(軽め), 内部に薄汚れ少しあり ◇オビなし
録音データ・その他
☆クラウスは 第18 (15) 番 K.533+494 を録音していませんので「準全集」としました。−オリジナルは仏ディスコフィル フランセによる録音。録音データはありませんが、2006年に東芝EMIからバラで再発売された際には1956年とされています。ただ1956年のモーツァルト生誕200年記念のための録音とすれば、発売は翌年になりそう という疑問を感じます。−2006年再発売の際の「レコ芸」誌 レコードイヤーブックに、エンジニアはアンドレ・シャルランと伝えられると書かれていますが、確かに名技師による録音と感じられる音質の良さです。−私は当アルバムは発売当時に購入しました。当時 透明で繊細なモーツァルト演奏がもてはやされていましたので、クラウスはそういうスタイルとは全く異なり、マルタ・アルゲリッチもかくやを思わせる急激な強弱や速い遅いの変化、強い打鍵を駆使した激しさを含む個性的な演奏に興奮したことを鮮明に覚えています。今回 久しぶりに数曲を聞き、その思いを新たにしました。情動的と感じる演奏はエリック・ハイドシェックにも通じると言えるでしょう。ただハイドシェックの後年のセッション録音によるモーツァルトのソナタは情動性を綿密に計算した演奏かもしれません。−それにしても残念なのは、第18 (15) 番を録音していないこと。クラウスは1967, 68年 CBSにステレオでピアノ・ソナタ全曲を再録音しましたが その際にも録音していませんので、私が最も素晴らしいと感じるソナタに正反対の思いを持っていたようです。−なおソナタの通し番号のカッコ内の数字は新全集の番号です。
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